仕事と移動の両立は?リアルな多拠点ライフに切り込みます!〜1ヶ月のほとんどをADDressで生活する会員さん登壇!〜

今回のゲストである小林さんは、約1年前からADDressで多拠点居住をスタート。仕事も遊びも両立できている小林さんはどのようなライフスタイルなのか、具体的にお伺いしました!また、ゲストハウスでの生活も経験している小林さんにとってのADDressの魅力も、独自のアイスブレイク方法と合わせて教えてもらいました。

ゲスト:ADDress会員 小林昂平さん

・大学時代から人間理解を深めるためにスポーツトレーナー、学習塾講師、イベント企画など多方面に興味関心を持つ。

・価値観と業界倫理の相違から社会人2年目にしてフリーランスに。

・現在はアウトドア関連事業はじめ、イベントの企画運営で活躍中。

移動と仕事を両立するには自分にあったペースをつくること

基本的には1週間に2つの家をまわるルーティンで生活をしています。イベントの仕事の場所によって滞在する家を選んでいますね。

入会するタイミングでは週に3日は実家に戻るだろうなと思っていたのですが、身体が慣れるにつれ、思いの外快適に過ごせることがわかったので、衣替えや郵便物のチェック以外は帰っていないです。

ちなみに今月は30日中27日をADDressで過ごしています。1つの家には極力3日以上滞在するようにしています。

1日や2日で離れると移動疲れしてしまうのと、会員の方とのコミュニケーションを楽しみきれないので。

今日は小田原A邸にいて、家守さんに穴場の釣りスポットを教えていただき、昨日出会ったばかりの会員の方とさっきまでキス釣りをしていました。

ADDressで知った「まだ見ぬ地域」の魅力

入会してから1年間で30邸ほどまわっています。仕事柄、神奈川を中心に同じ家をリピートしていることが多いですね。

徐々に顔見知りの家守や会員の方が増え、一緒に遊ぶこともあります。

ADDressの魅力は未開拓の場所を知れることです。お気に入り拠点だった長崎の上五島A邸もその1つ。

※上五島A邸は2022年3月末でADDressと連携解消しています。

「ゲストハウス ポレ」さんとの連携拠点で、目の前に透き通るような海が広がっています。毎朝、天国のように美しい浜辺を散歩していました。

釣った魚がコミュニケーションのきっかけに

横須賀の家では、趣味の釣りでタチウオを数十匹釣り、会員のみなさんにさばいて振る舞っていました。

魚をシェアすることが、コミュニケーションのきっかけになっていますね。先日は寿司職人の方と出会ったので、釣った魚を握ってもらいました。

お酒が好きな人は滞在した地域の地酒をお土産にしていたり、料理好きな人は料理を振る舞ったり。みなさんそれぞれ出会いのアイスブレイク方法があるので面白いです。

多拠点生活では、滞在した「場所」の印象よりも、一緒に過ごした「人」の印象の方が大きいですね。各地域や家の暮らし方に慣れて、自分の楽しみ方をアップデートしていくとより一層楽しめると思います。

ADDress基準がある安心感

ADDress生活をする前は、1年ほどゲストハウスを利用して暮らしていました。そのため、登録を検討する上での比較対象はゲストハウスでしたね。

ゲストハウスはお客様として扱われたり、一緒に泊まっている方と一期一会なのに対し、ADDressは同じ人と何度も会えて、人間関係を深められるところが魅力です。

また、ゲストハウスは宿泊施設ごとに設備やルールが異なるので、毎回その場所に身体を適用させるストレスがかかります。

一方、ADDressは冷蔵庫、食器、Wi-Fi、セキュリティがしっかりしている、家守さんが必ずいるといった、ADDressの基準や共通の備品があるので、暮らしのサービスとしての安心感があります。

共同生活だからこそえられる偶然の出会いと世界の広がり

「ADDresslife」=「チャンスがいっぱい転がっている環境」です。

ADDressでの多拠点生活には仕事においても遊びにおいても、視野が広がるきっかけや出会いがたくさん転がっています。

たとえば司法書士、プログラマーの方など自分とは異なる業界の方にどのような視点で仕事をしているのかを聞けたり、サーフィンが好きな人と出会って、渋々やってみたらとても楽しいことに気がついたり。

自分もまわりに「釣りしようぜ!」とよく声をかけているので、お誘いした方が「すごい楽しかった!」と言ってくれると新しい世界を伝えられたようでとても嬉しいです。

自分では選びとらない情報が、共同生活によって自然と入ってくるので、フリーランスで働いていると非常にありがたい環境だなと思います。

ADDressで出会った人と楽しいことを目論見中

好きなことしかしないと決めているので、ADDressも必要だったら使いつづけ、状況が変わればやめようと、シンプルに考えています。

また、都市部近郊の自然豊かなところで自分の仕事を作りたいという目標があるので、三浦半島や横須賀などADDressで出会った人と楽しいことを目論んでいます。

直近は1次産業の方を巻き込んで子どもたちが思いっきり遊べるような場所づくりをしています。今のところはADDressを活用しながら仕事と遊びに全集中したいですね。

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この記事を書いた人

旅するフリーランス女将|さくらい ちさと

旅をしながら、地域のヒトモノコトが「らしく」あるように、編集し、演出し、調整するお仕事しています。執筆する人や場所のシズル感が伝わり、個性があふれるような文章になるよう心がけています。