市街地にありながらも、自然に囲まれた癒しの空間で、観光も日常ステイも叶えるマレーシアの家。【クアラルンプールA邸】アンジーさん・ジミーさん

近代的な高層ビルがそびえ立つ一方、一歩路地に入るとローカルなお店も立ち並び、レトロとモダンを併せ持った魅力が印象的なマレーシアの首都クアラルンプール。

街中には中国寺院やヒンドゥー寺院、イスラムのモスク、英国領時代の建物など、見どころも満載。宗教、文化、民族の多様性にも富んでいます。

そんなマレーシアで記念すべき海外拠点1号となる「クアラルンプールA邸」が誕生しました。

家守を担うのは海外生活15年、クアラルンプールには10年住んでいるというアンジーさんと、夫のジミーさん。(共にイングリッシュネーム)

お二人にADDressで家守をはじめたきっかけや、家周辺のおすすめの場所をお聞きしました。

学生時代のホームステイで感じた安心感を、今度は自分が提供したい

(アンジーさん)長く海外にいたので、ADDressを通して、日本では今、旅のサブスクがあることを初めて知りました。その仕組みがすごくいいなと思ったんです。

というのも、私は学生時代アメリカでホームステイをしていた経験があります。

今よりもっと情報も少なかった数十年前、見知らぬ土地で一人という心細さの中、ホストファミリーがあたたかく迎え入れてくれた安心感はいまだに覚えています。 

(アンジーさん20代の頃、お正月茶事での写真)

ホテル滞在とは違って、家族の一部のようになるので、1人でいたら到底出会えなかったであろう人に出会ったり、できなかった経験ができるのも魅力ですよね。

ある時は、友人の家族がその頃日本にはまだ売られていなかった「ハーゲンダッツ」を教えてくれて食べることもありました。

またある時は、友達のお姉さんのご家族と海岸に遊びに行った際、当時アメリカでは破棄されていたウニをバケツ1杯分売ってもらい、自分達で調理してお寿司を作ったりもしました。

他にも、私のホストファミリーはユダヤ人だったこともあり、これまた当時の日本では珍しかった「ベーグル」を食べさせてもらったりもしました。ベーグルってもともとはユダヤ教徒の食べ物なんです。

(アンジーさんがシンガポールに単身赴任していた時のご友人とのお写真と、その28年後のお写真)

このように、ガイドブックには載っていない現地のことを、その土地の人を通して知ることがいかに多いか実感した日々でした。

あの頃の経験がなければ、今頃私はここにはいないと思います。それくらい濃密な経験でした。

だからこそ、今度は自分が受け入れ側にまわって、現地でしか得られない情報やつながり、経験をお伝えできればいいなと思います。

160平米の広い家。使いきれなかった部屋を有効活用

(ジミーさん)マレーシアに移住する前、香港にも住んでいたのですが、そのあとはてっきり日本に帰るものだと思っていました。

ですが、妻は全く帰る意志はなく、諦めることに。笑

せっかく海外に出たのだし、しばらく働こうと思って一緒にクアラルンプールに住むことに決めました。

年齢のことを考えるとリタイア後の生活も考えていく時期でしたし、香港とは違って、家を買って定住できる可能性が高かったのも決め手でした。

私たちの家はマンションですが、マレーシアの物件は、一般的な日本のマンションより広く、4LDKで160平米ほどあります。バルコニーも広く、眺めもとてもいいです。

とはいえ、あまりに広いので、2人では使いきれず、半分は物置状態だったんです。

もったいないので、留学生の受け入れなどで貸し出すのもいいかと思い、リノベーションをしたところ、ちょうどタイミングよくADDressの存在を知りました。

徒歩圏内に有名観光地も。現地の人に「観光地に住んでいるね」と言われる贅沢な立地

この家は「都心だけど、自然も近い」そんな魅力の詰まった場所だと思っています。

現地の方には「観光地に住んでいるんだね」と言われるくらい都心ではあるのですが、ほどよく自然もあるエリアです。

まず、家の目の前には自然公園「KLフォレストエコパーク」があり、散策にぴったりです。現地の幼稚園生がよく遠足でも訪れたりする、広くて穏やかな場所です。

南の方へ10〜15分ほど歩けば、クアラルンプール屈指の繁華街「ブキッ・ビンタン」があり、大型ショッピングモールやレストラン、バーなど様々なお店が軒を連ねます。

さらに南へ下ると、マレーシア最高層の118階建てのビル「ムルデカPNB118」にもアクセス可能。この春に一部オープン予定とのことで、新たな観光地として完成が楽しみです。

西に10〜15分ほど歩けば、クアラルンプールで欠かせない観光地になっている「I Love KL」のモニュメントもあります。夜にはイルミネーションも綺麗です。

他にも、歩いて10分くらいの場所に「マスジッド・ジャメ」という古いモスクがあります。ここはクアラルンプール発祥の地として有名です。

「クアラルンプール」は「クアラ=合流地」「ルンプル=泥川」から由来しており、クラン川とゴンバック川の合流地なのです。

昼間は30度〜33度前後まで気温が上がるので、ずっと観光は疲れる、という場合でも大丈夫。

マンション併設プールやジムは夜22時までいつでも使えるので、室内だけでも十分リラックスして過ごせると思います。

また、マンション内のコンビニやカフェも充実しているので食べ物にも困りませんし、近くにドンキ・ホーテがあるので、お安く済ませたい場合は、ここでお弁当を買うという使い方もできます。

ちなみに、マンションには2つ出口があるのですが、丘の上の出口から出るとバナナの木があり、運がいいとお猿さんをみることもできますよ。

ここでは紹介しきれないほど魅力たっぷりの場所なので、お越しいただいた際には、ぜひたくさんおすすめをお伝えしますね。

ガイドマップや自分以外に頼れる人がいる。安心感のある旅で、マレーシアを最大限に味わい尽くす

アンジーさんの言うように、慣れない土地での生活はワクワクする一方、心細さを感じることも。そんな時、日本語が通じる家守がいることで、旅の安心感がグッと高まります。

これまでガイドマップか自分しか頼れなかった旅も、「家守」というもう1つの頼れる存在がいることで、最大限にその魅力を味わうことが可能に。

また、有名観光地だけ周る旅行ではなく、ちょっとディープな部分も体感したい、現地の人だから知っている情報も聞いてみたい、という方にも家守の存在は大きいはず。

海外生活の長いお二人から、たくさんの楽しみ方を聞いてみてください。

過去にマレーシアに行ったことがある方も、初めての方にも、ぜひ一度訪れてほしい魅力的な家と家守ご夫婦です。

▼クアラルンプールA邸のご予約はこちらから▼

https://address.love/homes/494

この記事を書いた人

三上ゆき

一般社団法人READYBOXで副代表をしながら、ライターやフリースクールの先生もしています。 「いいことを、淡々と」がモットー。