パートナーと2人で、仕事をしながら日本を巡る【会員インタビュー】寺島佐也加さん

最近1つの家に連続して半月・1ヶ月以上滞在する会員さんが増えてきています。(長期滞在の魅力や使い方はこちらのページもご覧ください。)

今回インタビューにご協力いただいた寺島佐也加さんは、昨年の7月からパートナーの方と一緒に、同伴制度を利用し、ADDressの家を回っています。

寺島さんたちのおもしろいところは、1つの家に連続1ヶ月以上の長期滞在をすることもあれば、短期でホッピングすることもあるとのこと。

なぜそのような使い方をされているのか、お話しを伺いました。

はじめは、他サービスを使って主要な都市で1ヶ月ずつ滞在していた

———— 自己紹介をお願いします

仕事はWebデザインをしています。昨年の1月からパートナーと一緒に日本一周の旅をしています。

(はじめはADDressを使わずに)北海道からはじめて、青森・仙台など徐々に南下しながら各地を転々としながら仕事しています。

2人ともフル・リモートなので、平日は仕事をして、土日に観光したり移動したりという生活をしていました。


現在は大阪に拠点を持ちながら、長期の休みなどの合間を見てADDressを利用しています。

———— 長期滞在は元々やろうとしていたんですね

はい、1つの地域を1〜2週間で移動を繰り返すと、地域を全然回りきれなかったり、体力が持たなさそうだよねみたいな話を2人でしていました。

なので、旅を始めた時から北海道1ヶ月・青森1ヶ月と主要な都市に1ヶ月くらい滞在をしながら、週末に観光地などに足を延ばすみたいな感じでした。

ADDressのことは以前から知っていたのですが、はじめは他のサービスを利用してマンションの1室やホテルなどの滞在先に滞在していました。

ただ、北海道はマンションの1室貸しだったので自炊もできて良かったのですが、青森はホテルだったので自炊ができず、普通に生活するのがちょっとしんどくて。

そこから2人で色々考えて、「やっぱりADDress使った方がよさそうだよね」ということで、昨年の7月頃からADDressを利用しはじめました。

ADDressは、自炊ができて、仕事ができて、ちゃんと寝れる

———— ADDressを利用してみての感想はいかがですか?

全国に点々と家があるので色々なところを身軽に回れるのがいいですね。

私たちは、自炊ができて、仕事ができて、ちゃんと寝れるみたいなところを求めていたので、ADDressは他のサービスと比べても一番良かったです。

ADDressの家に行けば、洗濯機や調理器具など色々揃っていますし、Wi-Fiも完備されているので仕事もしやすかったです。

これは他サービスのマンション1室貸しでも同様なのですが、(ADDressと比べると)ちょっと割高な印象です。

またホテルに1ヶ月滞在すると15〜20万ぐらいかかり予算的に厳しかったのですが、ADDressの30枚チケットプランはリーズナブルに利用できるのも良かったです。

あと他サービスだと意外と辺鄙な場所しか空いていないことも多かったです。

私たちは車がありましたが、それでも長期滞在をする上では不向きかなと感じましたが、そういった点も踏まえてもADDressはいいなと思っています。

———— 滞在先はどのように選ばれていますか?

その時々によりますが、その時に興味・関心の高い場所だったり、季節的に良さそうなところを選んでいます。

例えば、なんとなく「静岡に行きたいね」ってなった時にまずは静岡の行きたいところをピックアップします。

調べてみると静岡には色々な観光スポットが多いと思ったので、自然と1ヶ月以上(35日)の滞在になったという感じです。

同伴者利用料については1〜2泊とかだったらまあいいかという感じなのですが、長期になると結構な上乗せになるので、オリジナルや同伴者無料の家を意識的に探していましたね。

ただ、他のサービスと比べて同伴者利用料もものすごく高いわけではないので、そういったところでは使いやすいとは感じています。

滞在期間の柔軟性もADDressの魅力

———— いきなり長期で予約されることに対して不安はなかったですか?

合わなかったら…そうですね、あったと思いますが、合わなければ滞在を短縮できることを知っていたので、そこは安心でした。ただ実際は予約のキャンセルを活用することはなかったです。

これまでの利用は、岐阜B邸(現在はクローズしています)では14日、静岡用宗B邸では35日、そのあと東京近郊の家に1週間弱、今度のゴールデンウィークでは九州で2日ずつ色々と巡ろうとしています。

ADDressの良いところは、エリアによって長期滞在とすることもできるし、色々と巡りたいときは短くするみたいな柔軟な使い方ができるのが、ありがたいなと感じています。

———— 知らない場所で生活してみて、どんな感想を持ちましたか?

そうですね、岐阜はこれまであまり行こうとしたことがなかったので、すごいざっくりした個人的な感想ですと「なんかいろいろあるじゃん!」っていう感じでした笑

岐阜B邸は市内にあり、ちょっと歩けば岐阜城などの観光地が近くにあり、ご飯を食べる場所も色々あったので、とても楽しめました。

静岡県の中で用宗は、人によっても通じない地域だと思うんですけど、行ってみたらシラス丼がすごく美味しかったり、なんかちょっとコアな部分を知ってるじゃないですけどそういう面白さを感じました。

また家守の佐々木さんの計らいで、PC用のモニターが設置してあったり、近隣の施設を案内していただきました。仕事などにも集中できたので、とても良かったです。

———— 長期滞在中の荷物はどの程度持ってきていますか?

2人で1つずつスーツケースを持参していました。

中身は3日分くらいの服と化粧品などの必需品ですね。

それで多分パンパンになってた気がします。始めの頃はレトルト食品を常備していたんですけど、結局重たくて服とかになりましたね。

———— 1日を過ごし方を教えてください

平日は9時から6時くらいまで仕事をして、夜はご飯食べに行くなり自炊するなりしていました。

自炊も、調理器具が一通り揃っていたので、特に困ることなく料理ができました。

あと私たち、結構温泉とか好きなので、寝る前に温泉に行ったりもして。

土日は行きたいところがあったら観光してという感じです。

行きたい場所探しは、自分たちで探したりお会いした会員さんに教えてもらったりしていました。

家守さんが個人的に用意してくれているパンフレットもありがたかったですね。

———— 同じタイミングで滞在された会員さんとはどんな話をされましたか?

仕事の話だったり、どんな感じでADDress使っているのかという話が多かった気がします。

用宗では、「私たちも1ヶ月滞在しています!」というと結構ビックリされるんですけど、逆にそれにビックリするみたいな笑

みんなそんなに細かく移動するのかなと感じたりしました。

いろいろ回ってきてる会員さんが結構いらっしゃったんで「○○の観光地が良かったよ」とか「○○は絶対食べてほしい」みたいな話をいろいろ教えていただきました。

日本一周してますっていう話をしてたので、なんかそこで旅の情報交換じゃないですけど、そういうやりとりはすごく楽しかったですね。

喋りたかったらリビングにいればいいし、喋りたくなければ部屋にいればいいので、自分次第でどうにでもなるというのが良かったです。

例えば、私は色々な人と喋ってみたいみたいという感じでリビングにしゃべりに行ってたんですけど、彼は意外と部屋にこもっていたりしました笑

ただ、彼もホテルとかの方が良いというわけではなくて、2人とも「ADDressの方がいいよね」って話をしていました。

GWは九州をホッピングします

———— 今後行きたいエリアはありますか?

今は大阪にいますけど、ゴールデンウィークは九州をがっつりまわる予定です。(熊本、武雄に行く予定)

直近だと時間が合わなかったのですが、用宗B邸家守の佐々木さんには山梨をおすすめいただいたので、時間がある時に行ってみたいと思っています。

あと関西や四国は大阪からも行きやすいので、今年中に旅行がてら行きたいと考えています。

———— 最後にこれから長期滞在をはじめようと最後にひとことお願いします

私たちの場合は、ホテルやマンションなど、色々と試して最終アドレスに行き着いたのですが、「長期滞在しやすいですよ」っていうのはお伝えしたいかなと思います。

仕事についてもデスクとかWi-Fiも完備されているし、自炊もできるし、交流したかったら交流もできるし、ちょっと足伸ばしたら観光地にも行けます。

せっかく知らない土地に来たからには、1〜2日ではあまりその土地を知ることができないと思うので、観光だけでなく、地域に馴染むじゃないですけど、地域での生活してみるのも楽しいんじゃないかなって思います。

———— ありがとうございました。

この記事を書いた人

坪山励

ADDressの一級建築士。ADDressの拠点開発事業部に所属し、オリジナル物件の立ち上げや、運用開始後の管理・運用を担当。直近では、長期滞在プロジェクトを推進するため、インタビューも実施しています。