鎌倉に恋をした。ADDress家守と元会員の移住対談

※こちらの記事は、「ADDressで移住イメージを描く『家守✕元ADDress会員移住者によるトークセッション』のイベントレポートです。

今回登壇いただいたのは、鎌倉に魅了され移り住んだADDressC邸家守のひとみさん、元会員のまぁるさん、Shinobuさんという、鎌倉に移住された3名です。まぁるさんもShinobuさんも移住を目的にADDressをはじめたわけではない中でどのように鎌倉移住にいたったのでしょうか。お三方それぞれの移住ストーリーを伺いました!

登壇者紹介

▷ ひとみさん

▷ まぁるさん

▷ Shinobuさん

鎌倉の魅力は人!

▷ ひとみさん

北海道出身なんですが、1つの場所に留まるのが苦手で、シェアハウスを転々としながら沖縄や東京で生活していました。

富士山が見える海の近くに住みたくて、茅ヶ崎や鎌倉で物件を探していたところ、ご縁のあった鎌倉に移住しました。鎌倉の魅力は海や歴史、食の魅力もさることながら、やはり一番は「人」ですね。

地域の魅力もありつつ、人とのつながりが宝という点では、ADDressと似ているかもしれません。

ADDressでさらにつながる人の輪

▷ ひとみさん

ADDressの会員は自由で楽しそうな方が多い印象ですね。良い意味でキャラが濃いというか。日常生活では出会えないような異業種や異なる価値観を持つ人でも、ADDressという枠組みがあるからこそ自然とコミュニケーションできるような気がします。

会員さんと一緒に鎌倉C邸の1周年記念パーティをお祝いしたり、エベレストに登頂した会員さんと記念パーティをしたこともあります。また、発酵が好きな会員さんに味噌作りを教えてもらうワークショップをしたことも。

会員さんの好きなことを、家守として応援しつづけたいなと思っています。

海に惚れ込んで鎌倉に移住

▷ まぁるさん

私は元々仕事中心の生活をしていて、都内の一等地に住んでいたのですが、様々なライフイベントによって断捨離をし、ワンルームに寝袋で寝るというミニマリストの生活を送るようになりました。

身軽になったことで、旅をしながら仕事をするようになり、多拠点生活に興味を持ち始めた頃、友人にADDressを教えてもらいました。すぐに説明会に参加し、お試しで活用してみることにしました。当時は都内に拠点を残しつつ、神奈川や都内のゲストハウスをまわっていましたね。

ADDressで移住先を探すつもりは全くなかったのですが、鎌倉C邸を訪れたときに、自分が頂いていた鎌倉のイメージよりも遥かに素晴らしい場所であることに驚きまして。

特に由比ヶ浜は、世界中を旅してきた中で一番といっても過言ではないほど、海岸付近の湾の形や都会的な空気感に魅了されました。

まちの雰囲気って実際に住んでみないとわからないことも多いですよね。すっかり鎌倉に惚れ込んでしまって、移住を決めました。

生活視点を持つことで移住ハードルが下がり、鎌倉へ

▷ しのぶさん

私も「移住するぞ!」と意気込んでADDressをはじめたわけではなく、入会当初は多拠点生活を楽しむつもりでいました。しかし、これまで訪れたことがある街に、改めてADDressで行くと、自炊のためにお手頃なスーパーを探すなど、生活に密着した滞在になるんですよね。

次第にまちへの着眼点が観光視点ではなく生活視点になり「ひょっとすると好きなまちがあれば住めるのかも」と、少しずつ移住へのハードルが下がりはじめました。

そこから「このまちは住みやすそうだな。ここのまちは住んでみたら楽しいのかな」と移住先を探す視点を持つようになりました。

家守や会員同士で積極的に情報交換

▷ しのぶさん

ADDressの家の滞在中は、家守さんにも会員のみなさんにも「今までどこに行きましたか?」「おすすめの場所はありますか?」という話をよく聞くようにしていましたね。

全国を移動されている分、地域情報に詳しい方が多く「〇〇という町のあの辺りはいいよ」「あそこはちょっと地盤が心配だね」といった細かな情報を教えてくれる方もいらっしゃって。不動産屋さんのセールストークではない、素直な地域の情報交換ができるのはありがたかったですね。

元々鎌倉暮らしへの憧れはあったのですが、物価や家賃が高いので周辺地域を検討していました。でも結局、駅の雰囲気が好きになれなかったり相性の良さを感じられなくて。やはり鎌倉にご縁があり、思い切って住んでみることにしました。

ADDressをきっかけにできた人間関係が今もなお続いている

▷ しのぶさん

ADDressで出会った地域の方々が移住を歓迎してくれたので、引っ越してからも人間関係に恵まれとてもありがたいです。

家守のひとみさんが地元の方をつなげてくださるのでお友達も増えましたし、鎌倉C邸に住んでいるADDress会員のみなさんが集まりに声をかけてくださるので、毎回あたたかい気持ちになっています。

ADDressの会員さんのおかげで、これまで縁のなかった山登りの楽しみも増えました。

▷ まぁるさん

同じように鎌倉に滞在していても、もしホテルに宿泊していたら、鎌倉C邸のようにほっとするような環境に身をおけず、移住への受け皿がなかったかもしれません。

ひとみさんのような方と出会えた安心感があるからこそ、海の美しさやおいしい食べ物といった鎌倉の魅力に気付けたのではと思います。

自分の理想のライフスタイルを考える機会にも

▷ まぁるさん

ADDressでの共同生活は、この調理器具使いやすいなとか、コーヒーをミルで挽いて飲む人がいるんだとか、他の人の生活スタイルを覗けたのも面白かったですね。

▷ しのぶさん

たくさんのお家に滞在することで、お風呂は最新設備がいいなとか、キッチンは広いほうがいいなとか、自分の中のこだわりを認識できるようにもなりますよね。理想の暮らしを模索できるというか。

移住したくてもなかなか一歩踏み出せない方もいらっしゃると思うので、何からはじめたらよいかわからないという方はお試しでADDressを使ってみるのが良いと思います。

▼鎌倉についてもっと知りたい方は鎌倉C邸家守ひとみさんが運営するサイトをチェック▼

「鎌倉地域メディアかまくらいふ」
https://kamakura-life.net
鎌倉のグルメやお出かけ情報から、生活情報まで幅広く情報発信されています!

この記事を書いた人

旅するフリーランス女将|さくらい ちさと

旅をしながら、地域のヒトモノコトが「らしく」あるように、編集し、演出し、調整するお仕事しています。執筆する人や場所のシズル感が伝わり、個性があふれるような文章になるよう心がけています。