エンジニアの新しい働き方と暮らし方〜bluecode株式会社×株式会社ADDress 提携発表会〜

bluecode株式会社(以下、bluecode(株))と株式会社ADDress(以下、(株)ADDress)は、コロナ禍において加速するリモートワークや多様性などの環境変化に向き合って、働き方のみならず新しい暮らし方を重視したライフスタイルDXを目指し、新たな価値創出を目的として相互に下記連携することを発表しました。

提携発表会では、bluecode(株)から代表 伊賀さん、取締役/創業者 玉木さん、(株)ADDressから代表取締役社長 佐別当さんが登壇し、提携の目的や2社が描く未来像についてお話されました。

bluecode(株)と(株)ADDressの会社概要

▷ bluecode(株) 伊賀さん

bluecode(株)は、IT関連の事業企画や推進を軸としたITコンサルティング会社です。「自分たちがどう働きたいか、どう暮らしたいか?」を行動規範にし、「新しいライフ(ワーク)スタイルを創出する」ことを理念としています。海や釣り好きのメンバーが多いため、船の上や目の前に材木座の海が広がる場所にオフィスがあります。

オフィスには手ぶらで釣りにいけるようロットやリールも常備されています。

bluecode(株)についての詳しい説明はこちら

https://bluecode.co.jp/

▷ (株)ADDress 佐別当さん

株式会社ADDressは、「address」=「いつもの場所」を「ADD」=「追加」していける生き方、暮らし方を提供している会社です。これまでは1人1住所が当たり前でしたが、テレワークやMaaSが広がることで、2030年には点々と移動しながら生活をする人が世界人口の10%を超えると言われています。ADDressのサービスを利用することで全国にあるADDressの家に滞在しながら、家守や会員のみなさん、地域の方々とのコミュニティに帰属できます。

株式会社ADDressについての詳しい説明はこちら

https://address.love/philosophy.html

リモートワークは本当に幸せな働き方なのか?

▷bluecode(株) 玉木さん

現状エンジニアの多くはリモートワークを希望しており、地方移住への関心度も高まっています。一方で、人とのつながりがないことへの潜在的な不安や会社側の理解が得られないといった理由から「リモートワークを希望する」割合と「週1回以上出社を希望する」割合もほぼ同等とされています。このことから、本当に幸せなリモートワークのためには、人間関係やコミュニケーションの質が大切であるということにいきつきました。

「質」というのはメンバー間の会話が自然に弾むということであり、そのために当社では「好きなものが同じ」を重視したメンバーでアウトプットの最大化を目指しています。今回ADDressさんとの連携によってこうした取り組みをもっと体系化したい、一般化させたいと考えています。

具体的には、当社で働いてくれる方で、ADDress利用を希望される方には会員費用を全額補助いたします。またADDress会員のかたに対しては、当社所有のオフィスや船を提供します。こうしたことから、自分らしく幸せに働く人を応援し、さらには、個人を応援する企業を増やしていくことが本提携の目的です。

会社に囚われない働き方・暮らし方を実践するワークライフメイカーを創造する

▷ (株)ADDress 佐別当さん

今回ADDressのサービスに、bluecodeさんの資産を開放してくださったことが衝撃的でした。企業が社員の福利厚生を目的に所有している資産やサービスはたくさんあると思いますが、こうした資産を当社に開放いただくことで、その企業がADDressのコミュニティへコミットできるという点に大きな可能性を感じています。また、ADDress会員のアンケートによると多拠点生活をはじめることで83%の方が「人生の価値観が大きく変わり幸せになった」と回答しています。企業によっては、テレワークは許可していても自宅のみというところもあり、人とのつながりがなくなることによる「テレワーク鬱」という言葉も出てきているほどです。多拠点生活を応援する企業が増えることで、豊かな生き方を実現できる人が1人でも多く増えるといいなと思います。

今後、(株)ADDress と bluecode(株)が連携したイベントも開催予定です。

多拠点生活を通じて自分の時間と向き合う

小田原A邸茂原A邸のように徒歩圏内に海があるADDressの家もあり、釣りやサーフィンが好きなかたは、仕事の合間にマリンアクティビティを楽しむといった生活も可能です。海辺に暮らすライフスタイルをはじめ、自らの理想とする働き方や生き方をデザインするための1つの選択肢として、ADDressサービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

旅するフリーランス女将|さくらい ちさと

旅をしながら、地域のヒトモノコトが「らしく」あるように、編集し、演出し、調整するお仕事しています。執筆する人や場所のシズル感が伝わり、個性があふれるような文章になるよう心がけています。