【ADDress家守インタビュー】物静かな家守の創作カレーに出会う「vol.05:古淵A邸 家守 山野井さん」

ADDressの家には家守がいます。
家守は、滞在する会員に家の使い方の説明をしたり、
地域の情報を会員に伝えて架け橋になるような存在。
古淵の家守、山野井さんは、「カレー作りが得意」と会員の間でも評判。
取材のその日も、キッチンでカレーの下ごしらえをしながら話してくれました。

家守になったきっかけ

ーーー家守になったきっかけを教えてください

もともと会員だったんです。
ADDressの逗子の家にいたのですが、家守の手伝いも少しやっていて。
長くいますけど、高専に通っています。
学校は工学系なので、構造力学の計算をしたりしています。

コロナの影響でバイトが減ってしまい、学生だから困るなぁと思ったんですね。
ADDressの家に住むのをやめてシェアハウスでもやろうかと考えていたとき、運営の人に「家守やってみない?」と声をかけられたのがきっかけです。

ーーー家守をやってみてどうでしたか?大変なことはありましたか?

大変なことは、ほぼないですね。
いろいろな人と交流できるから、楽しいですよ。
待っていると面白い人たちが訪ねて来てくれる、そんな感じです。
学生をやっていると、付き合う人の層が限られてきてしまうんですよね。
ここで家守をやっていると、年齢層とか職業とか、生き方とか、
普段は出会えないような、面白い考え方をする人たちと出会えます。

逆にお願いしたいことがあるとすれば、共有スペースをシェアして使っているから、他の人も気持ちよく使えるように配慮して使ってほしい、くらいですね。
あと、トイレの立ちションは辞めて欲しい笑
他には、冷蔵庫内を占拠していて他の会員さんが使えないとか、炊飯器にご飯が入りっぱなしで使えないとか、
そういう場合は声掛けることもありますし、会員同士で会話して解決していることもあります。

ーーー家守としてのこだわりはありますか?

僕は掃除が好きなんで、家を綺麗に保つ。そこはこだわっていますね。

ーーー掃除好き!水回りとかピカピカですものね。そのマインド、主婦としても見習いたいです笑

ADDress 古淵A邸

もともと女性向けのシェアハウスだった古淵邸。
壁紙やカーテンも明るい色調で、ところどころに可愛らしい小物が置いてあります。
掃除の行き届いたお部屋、広々とした浴槽。
各部屋にはデスクやチェアも置かれており、ワーキングスペースとしても快適です。

単なる飲み会は好きじゃない

ーーー山野井さんはダンスもやっていると伺いまいした。その話も聞かせてください。
ダンスの魅力はなんですか?

そうですね、ダンスという技術を使って何かを表現することの面白さ、ですね。
芸術は何か伝えたいことを、技術を使って表現することだと思うんですけど、
例えば絵画ならデッサンだし、ダンスなら体の動き。

技術を使って、伝えたいことを表現する。
伝えたいことを伝えるために、技術を磨く。

僕は、単なる飲み会とかはあまり好きじゃなくて。
人とちゃんと会話したいと思うんですよね。
その一つの方法が、ダンスだったりします。

ダンスバトルというのがあるのですが、そこで圧倒されたことがありました。
「この人がこんな動きをするんだ!」という意外性。
ダンスをやっている者からすると、その技術の高さに圧倒されます。

ーーーダンスの素人が見ても、わかるものなのですか?

自分が感じたことを大切にしてもらえればいいと思いますよ。
素人が見て「すごい!」と思うものは、たいていダンスをやっている者が見てもすごいものです。

古淵A邸 家守 山野井さん

マイペースに野菜を刻みながらインタビューに答えてくれる、山野井さん。
見ると、刻んでいる野菜は大根、白菜、そしてレタス。。・・・レタス??!

ーーーあれ、カレー作っているんですよね?!レタス、入れるんですか??

結構いけますよ。
今日は鍋風のカレーにしようと思っていて。
野菜を食べたかったんですよね。
沢山作るから、食べます?

ーーー嬉しいです^^ カレーにレタスを入れるって興味深々です。そういえば、お出汁のいい香りしてきますね。

普段はレシピを考えて書き出して、作ってその感想をブログに上げるんですけどね。
今日はアドリブで自由に作ろうかと。

***

棚からスパイスの入った袋を取り出し、いい香りをさせながら鍋に投入する、山野井さん。
「この本、見てくださいよ。分厚いけど、お値段以上の価値ですよ。論文とかいくつか探してみたけど、まとめられたものがなくて。この本、相模原市の図書館にリクエストして仕入れてもらったんですよ。相模原市には頭が上がらないですね笑」
と見せてくれたのは、大型のスパイス辞典。
産地から、香りの特徴や香りの出し方、何やら化学記号のようなものまで詳細に書かれています。
「スパイスの原産地にも、いつか行ってみたいですね。」
一つのことを深く探求しようとする、山野井さんの姿勢が見えてきます。

山野井さんのカレーブログはこちら

古淵A邸 家守 山野井さん カレーライス

出来上がったカレーは
お野菜がたっぷりの、お腹が癒されるような優しい味でした。
夜食に食べたいような、滋味あふれるスープ。
レタスも大根も、馴染んでいます。

ーーー今後やってみたいことはありますか?

ADDressの考え方は好きなんですよね。
地域とのつながりとか会員の交流とか。
学校があるのであまり遠くにはまだ行けませんが、
違うところで家守をやるのも面白いかもしれないですね。

将来的には、ダンサーが集まるシェアハウスとかできたらいいな、と思っています。
表現者と一緒に生活できたら楽しそうだな、と。
コンセプトがあるシェアハウスですね。
コンセプトがあったほうが、来る人も、迎える人もお互いにフィットすると思うんです。

***

町田から一駅、駅から徒歩5分の古淵邸。
駅の近くには大型商業施設もあり、日用品や食材のお買い物には困りません。
散策には緑の多い鹿嶋神社や、銭湯好きな方には大蔵湯もお勧め。

物静かな印象ですが、話すと深いこだわりが見えてくる古淵邸の家守、山野井さん。
タイミングが合えば創作カレーを作る場に立ち会えるかも?
それも、古淵邸の楽しみのひとつです。

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この記事を書いた人

高石典子

2020年8月よりADDress会員。月の半分はADDressの家を巡り、半分は自宅で過ごす。中学・大学生の2人の子の母。フルリモートで仕事をしており、母親業もリモート化できるのではと実験中。仕事はキャリアカウンセラー&ライター。喫茶店での読書と銭湯後の一杯が至福のひととき。得意技は「ポジティブ変換」。