女性がシェアハウスに住むメリット・デメリットは?安心できる物件も紹介

シェアハウスの利用者は意外にも女性が多く、女性が安心して住めるところもたくさんあります。

そこで今回は、女性がシェアハウスを利用するメリットやデメリット、女性限定シェアハウスのメリット・デメリット、女性も安心して住めるADDressの家を紹介します。シェアハウス暮らしに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

シェアハウスは女性に人気!

国土交通省が平成27年度に行った調査によると、シェアハウスを運営する事業者のうち、全体の5割弱が「入居者は女性が圧倒的に多い」と回答しています。また、「女性がやや多い」の回答と合わせると全体の66.2%にも上ることからも、シェアハウスは女性に人気が高いことが分かります。

どんな女性がシェアハウスを利用しているのかをみると、会社員や大学生、シングルマザーなど、職業や生活状況はさまざまです。また、シェアハウスに入居した動機として最も多いのは「家賃が安いから」で、ほかに立地条件を重視して選ぶ女性もいるようです。

最近では「女性専用シェアハウス」など、性別を制限して入居者を募集するシェアハウスも増え、女性が安心して暮らせる住まい作りを実践している事業者も多い傾向にあります。

女性がシェアハウスを利用するメリット

女性がシェアハウスを利用するメリット
シェアハウスは女性からの人気が高く、なかには圧倒的に女性入居者の多いシェアハウスや、女性専用のシェアハウスもあります。

そこで続いては、なぜシェアハウスが女性に人気なのか、女性がシェアハウスを利用するメリットについて紹介します。

月々の家賃・初期費用を抑えられる

家賃が安いことを理由にシェアハウスに入居する女性はたくさんいます。

シェアハウスはリビングやキッチンなどを共同スペースにすることで、一般的な一人暮らしマンションよりも家賃が安くなっています。

また、敷金や礼金も必要なく、保証金(デポジット)を数万円払うのみというのが一般的です。さらに共同スペースには家具や家電が揃っているため新たに購入する必要がなく、初期費用も大幅に抑えられます。

シェアハウスの初期費用について気になる方は下記をチェック!
シェアハウスの初期費用はどれくらい?一般的な賃貸物件と比較

住人同士の交流を楽しめる

シェアハウスは、複数人で共同生活をするタイプの賃貸物件です。共同スペースで一緒にご飯を食べたり、誰かの誕生日にはパーティーを開催したり、住人同士の交流を楽しめるのも、シェアハウスならではのメリットでしょう。

広い家やおしゃれな家に住める

一人暮らしではなかなか借りることができない広い家や一軒家、デザイナーズ物件に住めるのも、女性がシェアハウスを利用するメリットの一つです。

シェアハウスのなかには、住人たちが集まれる広々とした共同スペースがある物件や、おしゃれな内装のデザイナーズ物件など、魅力的な物件が多数あります。そうした物件でも、リーズナブルに住むことができるのがシェアハウスの魅力です。

常に誰かがいる安心感がある

シェアハウスでは、常に誰かがいてくれる安心感があり、一人暮らしならではの寂しさがないのも特徴です。防犯面でも心強いのは、女性にとっては嬉しいメリットではないでしょうか。

女性がシェアハウスを利用するデメリット

女性がシェアハウスを利用するデメリット

シェアハウスの利用は女性にとってメリットが多いですが、デメリットが無いわけではありません。例えば、以下のような点をデメリットと感じる女性もいるようです。

男女比が一定ではない

男性が多く住むシェアハウスに、女性が一人で住むのはなかなか勇気がいることです。

しかし、女性専用のシェアハウスでない場合、男女比がどのくらいになるかは分かりません。住民の男女比は一定ではなく、そのときどきで変わるため、男性と一緒に住むことに抵抗がある場合は、女性専用のシェアハウスを選ぶほうが無難です。

家の中でも身だしなみに気を使う

シェアハウスの共同スペースを利用するにあたって、気を使うのが身だしなみです。共同スペースでは男性と会う可能性もあるので、自宅とはいえラフすぎる服装とはいかず、身だしなみに配慮するのが面倒に感じてしまう人もいるでしょう。

住人同士の相性が悪いケースも

住人同士の交流が楽しめるのがシェアハウスでの暮らしの醍醐味ですが、人と人との相性は必ずしも良いとは限りません。

ほかの住人との共同生活が必要なシェアハウスの場合、「どうしても気が合わない」という住人がいる可能性もあるでしょう。ときには、ストレスに感じてしまうこともあるかもしれません。

住人との相性に不安がある場合は、万が一トラブルが起きたときにも相談がしやすいよう管理人のいるシェアハウスを選ぶのがおすすめです。

女性専用シェアハウスを利用するメリット

男女混合のシェアハウスでも安心感はあるものの、やはり心配な面もあるでしょう。

そのような方は、女性専用のシェアハウスに暮らすのも選択肢の一つです。とくに、シェアハウス生活や一人暮らしそのものが初めてであれば、同性のみでの共同生活は安心できるのではないでしょうか。

ここでは、女性専用シェアハウスを利用するメリットを紹介します。

入居者が女性のみのため気楽

入居者が女性だけなので、服装や身だしなみに敏感になる必要がなく、気楽に過ごしやすいでしょう。

シェアハウスは共有スペースがあり、お風呂や洗面所も共用の場合が多いです。男性もいるシェアハウスの場合、お風呂上がりの格好に気を使うこともあるかもしれません。朝、起きたばかりで洗面所に向かうときの格好や、すっぴんを見られたくない人もいるでしょう。

入居者が女性のみという安心感もあり、同性だけが住むシェアハウスはよりリラックスして過しやすいです。

セキュリティがしっかりしている

物件選びの際に、セキュリティを重視したい方も多いでしょう。女性専用のシェアハウスでは、オートロックや防犯カメラなどのセキュリティに力を入れている物件が多数あります。

また、シェアハウス内は女性専用のため、見知らぬ男性がいる場合にすぐ気づけるでしょう。いざというときに安心な仕組みが整っているのも、女性専用シェアハウスのメリットです。

男女間のトラブルがない

シェアハウスの交流は楽しいものですが、人付き合いがあるとどうしてもトラブルは避けられません。特に男女混合のシェアハウスの場合は、恋愛トラブルに巻き込まれてしまうことも考えられます。

その結果、シェアハウスの雰囲気が気まずくなってしまったり、退去せざるを得ないような状況になったりすることもあるかもしれません。

女性専用シェアハウスであれば、男女間のトラブルが起きないため、生活しやすいでしょう。

女性専用シェアハウスを利用するデメリット

続いては、女性専用シェアハウスを利用するデメリットをみていきます。一度入居すると、あとからデメリットに気づいてもなかなか引っ越しにくいものです。あらかじめ把握しておくとよいでしょう。

物件数が限られる

通常の男女混合シェアハウスと比較すると、女性専用の物件は少数派です。女性専用シェアハウスに魅力を感じていても、住みたい場所に物件がなかったり、部屋が埋まっていたりする可能性もあります。

自分の条件に合うものが見つからない場合は、場所や設備などに妥協が必要な場合もあるでしょう。

恋人や家族を招待できない

女性専用のシェアハウスは安心できますが、それゆえに厳しくルールが決まっている物件もあります。たとえば、男性は宿泊禁止、立ち入るには事前申請が必要、などのルールがあるようです。

恋人や家族であってもルールは適用されるため、男性は入れないことが多いでしょう。引っ越しのときに手伝ってもらう場合でも、事前に申請が必要な物件もあります。

洗面台やシャワーが混雑しやすい

女性専用の物件では、夜のお風呂や朝の洗面台が混雑しやすい傾向にあります。住民同士で譲り合って使うため、バスタイムを短めに済ませるような配慮が必要な場合もあるでしょう。また、洗面台が混み合っていて朝のメイクアップがなかなかできないこともあるかもしれません。

リラックスしたいときや急いでいるときに、思うように設備を利用できない可能性があることはデメリットといえます。

女性にもおすすめ!安心して住めるADDressの家を紹介

ADDressでは、月額4,800円(税込)(※2ヶ月目以降 9,800円)から始める多拠点生活サービスを提供しています。家から家へ移動しながら暮らすこともできますが、専用ドミトリを契約して1つの家に住み続けることも可能です。

敷金や礼金はもちろん、保証金もかからないため、初期費用は一切かかりません。すぐにでもシェアハウスでの暮らしをスタートすることができます。

ここからは、そんなADDressの家の中から、女性が安心して住めるおすすめのシェアハウスをいくつか紹介します。

鎌倉B邸

鎌倉B邸

鎌倉B邸は、駅から徒歩3分という好立地ながら緑に囲まれた静かな場所にあります。風情を感じる建物が魅力的なADDressの家です。

女性専用ドミトリや女性専用個室があるため、女性比率が高いことが多く、共同スペースで住人同士のコミュニケーションを楽しむこともできます。青緑色のタイルが印象的なキッチンは広々とした作りで使いやすく、家族や友人、住人同士でおしゃべりしながら料理をするのも楽しいでしょう。

北鎌倉は、落ち着いた雰囲気の情緒ある街並みが魅力です。隣の鎌倉と比べると商業的なエリアは少ないですが、都心まで1時間でアクセスできるので通勤も便利です。

大塚A邸

大塚A邸

大塚A邸は、女性専用のシェアハウスです。山手線の大塚駅から徒歩2分の好立地で、周辺には飲食店や日用品店が多くあります。日常に必要なものがすぐに揃う便利な暮らしはもちろん、大塚というディープな街での暮らしを楽しむのにもぴったりの家です。

都会らしいメゾネットタイプで、ビルの6階に玄関があります。共用キッチンとリビングは6階、個室は7階に分かれています。地域コミュニティ・マネジャーである家守さんも、同じ家で仕事をしているので、困ったことがあれば気軽に話しかけられるのも魅力です。

古淵B邸

古淵B邸

古淵B邸は、女性専用個室のあるADDressのシェアハウスです。買い物には困らない便利な駅チカですが、とても静かな住宅地にある家です。

古淵B邸にはヨガスタジオが併設されており、ヨガクラスやワークショップ・イベントなどに参加できます。家守さん滞在時はよもぎ蒸しや、タイマッサージ・腸セラピーの施術なども受けられる、癒しがテーマの家です。

また、生ゴミを土に返したり、農薬や肥料を使わずに野菜を育てたりと、環境に配慮した自給自足の生活をしているため、自然に寄り添う生活に興味のある方にはおすすめの家です。

シェアハウスは女性にもメリットがたくさん!ADDressの家がおすすめ

今回は、女性におすすめのADDressの家や、女性がシェアハウスに住むメリット、デメリットについて紹介しました。住人同士のコミュニケーションを楽しめるシェアハウスは、家賃や初期費用を抑えられるうえ、一人ではなかなか住めないような広い家や一軒家に住めるというメリットがあります。また、一人暮らしと比べると、防犯面でも安心感があるでしょう。

ADDressにも女性専用ドミトリや女性専用個室のある家が増えていて、特に内装デザインがおしゃれで可愛らしい家は女性に人気です。ADDressの家は全国に210ヶ所以上あり(2022年12月現在)、都心へのアクセスが良好で通勤に便利な家もあります。全国にある家の情報は会員サイトで公開しているため、気になる方はぜひADDressの家のメール会員(無料)にご登録ください。

この記事を書いた人

チセサカイ

富士山のふもと育ちのライター、エッセイスト。2021年に賃貸を解約してADDressで旅暮らしを始める。さまざまな地域の暮らしを体験しながら、自分に合ったライフスタイルを模索中。時間があればだいたい海辺にいる。好きな移動手段はフェリー。