人気の家を支える学生家守【ADDress家守インタビュー】茅ヶ崎A邸 矢吹さん

神奈川県の茅ヶ崎にあるADDressの家。
海が近く、都心からのアクセスがいい場所として会員に人気の家です。

今回は茅ヶ崎の家守・羽吹くんに茅ヶ崎の魅力と、ADDressで生まれる交流について伺ってみました。

※矢吹さんは家守を退任しており、茅ヶ崎A邸は家守を交代して運営しています。

家守とは、滞在する会員に家の使い方の説明をしたり、
地域の情報を会員に伝えて架け橋になるような存在。

ADDressの家の個性は家守そのものといっても過言ではありません。
さまざまな個性の家守が守る家に滞在し、その土地をより深く知る。それがADDressの家の魅力でもあります。

ーーー羽吹くん、今日はよろしくお願いします!ではまず自己紹介からお願いします。

羽吹と申します!現在は茅ヶ崎の家守をやりつつ、ADDressでインターンをしています。大学院2年生で、フィルムカメラやボードゲームが趣味です。

茅ヶ崎の家について

ーーーインターン兼家守なんですね!ちなみに茅ヶ崎の家ってどんなところなのか少し紹介してもらえますか?

写真にもあるように、茅ヶ崎の家は、めちゃめちゃおしゃれです。
海までは、徒歩30分ほど、自転車で15分くらいの場所にあるので、釣りをやったり、サーフィンをしたり、いろんなことで楽しむことができます!

ーーーすごい!茅ヶ崎の家では楽しい生活ができそうですね〜!

そうですね!一緒になった会員さんと遊んだり、ベランダで焼き肉をしたり。気が合う時は一緒に近くのカフェに行くこともあります。

ただ、やっぱりみんな自分の生活をしているので、日中仕事をして疲れているときは静かに暮らしています。あまりお話ができないことも。

無理に交流しようとしない

ーーーそうなんですね。無理に交流しようと思うと疲れてしまいますもんね。

自分の生活の中で、どうやっても交流ができない時はあります。自分の活動限界って言うんですかね。今日は無理だっていう日はみなさんも感じたことはあるのではないでしょうか。

一緒になった会員さんや家守と話さければいけないなど、あまり意識しなくてもいいかもしれません。お部屋でゆっくりしたり、たくさん寝たり、なんてことは生活の中では当たり前に起こることなので。

ーーー確かに。無理に交流しようと思わないことは大切ですよね。

実はちょっとしたことがきっかけで交流ってできるんですよね。
例えば、共用スペースで何を作っているのですか?と話しかけるとか。

やっぱりリラックスしながら交流するのが一番いいですよね。無理してガツガツ会話したいです!っていうよりは「日常生活」を意識しながら、その中で家族や友達と話す感じです。「生活の重なり」を大切にすることがポイントだと思っています。

自分の生活を大切に

ーーーちなみに、今日は1人になりたい〜っていう日はどうやって過ごしているんですか?

そうですね、僕の場合は、交流しない時は外に出てしまいます。
僕自身、家守がきっかけで茅ヶ崎に来たので、まだまだ茅ヶ崎のことを知れる!と思って1人で写真を撮りに行ったり、ご飯を食べに行ったり。あとは、大学院の授業もあるので学校に行くことも多いです。

あとは、アルバイトもしているので茅ヶ崎にいない時もあります。なので、交流しない時の生活は今までと特に変わりはないですね。物理的に1人になろうと思うと、意外とできちゃいます。

ーーーそうなんですね。ただ、これからADDressを使い始めたい!と思っている方にとって、やっぱり人と一緒に暮らすことは大きなハードルだと思います。どうやったらそのハードルを乗り越えられると思いますか?

茅ヶ崎の暮らし

同じ会員だとしても、人それぞれ、生活スタイルやこだわりは変わりますよね。相手に無理に合わせたり、変に縛られるというよりは、自分を大切にしてほしいです。

ただし、その中で相手への配慮をある程度持つことが必要になってきます。自分の生活リズムを一番に考えつつ、「生活が重なる時」に少し意識してあげるだけでお互いが暮らしやすくなると思います!

生活の重なりを意識する

ーーーお互いの暮らしを大切にするために、茅ヶ崎の家では面白い取り組みをしているんですよね?

そうですね!僕の場合は、「生活リズム表」を作っています。これは、起床時間や、キッチンを利用するタイミング、お風呂など、少し配慮してほしいなという時が分かるようにしています。

ADDressの暮らし「生活リズム表」

こうすることで、相手も気付きやすくなるし、自分のリズムを崩さずに生活できるようになると思っています。なんとなくの配慮って、こういうところから始まるのかもしれないです。

ーーーお互いが生活しやすくなりますね!ちなみに、一緒に生活しててお互い時間が合いそう!ってなったらどんなことをするんですか?

お仕事が終わったタイミングや、オフの日など、リラックスしたいな〜!って時は、一緒に海に行ったりカフェに行ったり。家で過ごしていても、一緒にボードゲームしたり。

ちなみに僕はボードゲーム部にも入っているので、茅ヶ崎の家にもたくさんボードゲームが置いてあります。茅ヶ崎の家に来るときはぜひ一緒にボードゲームを楽しみましょう!(笑)

こんな感じでキラキラしたことばかりではないけど、タイミングが重なるときに交流が生まれますね。

お互いを思いやりが大切

ーーーちなみに、お互いにどんなところに配慮し合いながら生活するとより楽しめますか?

人それぞれ、こだわりが違うのはもちろんありますが、やっぱりまずは、ある程度散らかさないのが大切かもしれません。

散らかさないっていうのは、自分が使い終わったら元の状態に戻すことを指しています。

例えば、使い終わった場所に物だけが残っていたりすると、次の人がその場所を使いたい時に「あ、ここは使ってはいけないのかな?」と遠慮してしまったりするので。

人が多くなるにつれて、この部分はより重要になってくるかもしれないですね。
ものがなくなったり、これは誰のだろう?って不安になる可能性もあるので。疑ったり、トラブルになることを防ぐためにも、小さいことから気をつけていくと良いかもしれません。

最後に一言

ーーーありがとうございます!それでは最後に、ADDressを使い始めたいと思っている方に向けて一言をお願いします。

新しいことにチャレンジした方がいいです!

会員さんの中には、本当にいろんな方がいます。
それぞれ趣味やこだわりが異なっていて、これまで、自分の人生では「あまり気にしなかったこと」だけど、相手にとっては「こだわり」を持っていることがあります。

新しい発見や、知らないことに対してチャレンジしてみるきっかけを作ってくれる相手がに出会うことができるかもしれません。

今までの生活のプラスアルファとして、新しいことにチャレンジしてみるときっと楽しい生活になると思います!

この記事を書いた人

高石典子

2020年8月よりADDress会員。月の半分はADDressの家を巡り、半分は自宅で過ごす。中学・大学生の2人の子の母。フルリモートで仕事をしており、母親業もリモート化できるのではと実験中。仕事はキャリアカウンセラー&ライター。喫茶店での読書と銭湯後の一杯が至福のひととき。得意技は「ポジティブ変換」。