多拠点生活だからこそ得られる人との出会いが暮らしと仕事のエネルギー|ADDress会員さんと一緒に考える新しい暮らし

※こちらの記事は、「偶発的な出会いは私のインスピレーションの源」のイベントレポートです。

人と接することで得られる刺激を仕事に活かしたいと思い、ADDressで多拠点生活をはじめられたゆかさん。これまでも人生のターニングポイントでは人との出会いが原動力になっていたのだそう。多拠点生活で広がる人脈を仕事にも反映しているゆかさんはどのようなADDresslifeを送っているのでしょうか。

登壇者紹介

▷ゲスト:安川 ゆかさん

英語を使って仕事をしたいというのが学生時代からの夢
ワーキングホリデーでニュージーランドに渡ったのが人生のターニングポイント
日本とニュージーランドで二拠点生活を経験

ニュージーランドでは1人暮らし用のアパートメントがほとんどないため、必然的にフラットシェア(シェアハウスのこと)生活となり集団生活になれていった

国際物流会社や、大手英会話スクールの講師を経て、現在はアウトドア用品の輸入卸会社にて海外コミュニケーションを担当

人との出会いによる刺激を求めてADDressへ

現職はコロナ禍になる前から、テレワーク勤務です。新卒で勤めた会社への通勤は1時間半ほどかかっていたため、体力的にしんどく、当時はテレワークが叶ってとても嬉しかったですね。

転職当時、未経験の中でマーケティングを任されまして、キャンペーンやイベントのアイディアを1人で考えていても良い案が浮かばず悶々としていたときがありました

例えばインスタグラムを運用する際に、どのようなクリエイティブでどのようにフォロワーを増やせば自社ページをもっと見てもらえるかなど、意見をくださる方を欲していました。マーケティングは人の心を動かさないといけない仕事なのに、人を知らずに決めるのは難しいですよね。

英会話講師やトレッキングガイドは自然と対話ができる仕事だったので、知らず知らずのうちに他者との出会いからアイディアやモチベーションをもらっていたことに気が付きました。その刺激がテレワークになって枯渇してきてしまって。新しい出会いを求めて、ADDressをはじめることにしました

お互いに助け合えることが共同生活の魅力

ニュージーランドでシェアハウスをしていたので、共同生活への抵抗はほとんどありませんでした。逆に、孤独死やワンオペ育児など日本が抱える問題は共同生活で解決するのではないかと希望を見出しているほどです。

たとえば、私は子供が好きなので、敢えて赤ちゃんのいるお家にホームステイしたことがあったのですが、自分は子育での仕方を学ぶことができ、お母さんも私が赤ちゃんを見ている間に家事を終えられる。お互い有意義に役割を分担できるのはシェアハウスの魅力だと感じます。

また、一人暮らしのご年配の方と一緒に暮らしたこともあったのですが、誰かと住んでいることで緊急時に対応できるのを喜ばれました。

共同生活では、水回りのトラブルや電球交換など苦手なことを助けてくれる方々と一緒に過ごせるのは心強いですね。お返しに得意な掃除を頑張ることで、持ちつ持たれつで生活しています。

人生のターニングポイントは人との出会いがきっかけで生まれる

ADDressの会員の方には20代〜30代の若い方もいらっしゃって、異なる世代の意見を吸収できることがありがたいです。

実際、インスタグラムの運用についてもクラウドファンディングのような使い方で商品を販売する方法を教えてもらったり、youtubeを活用してオンラインサロンをしている方を教えてもらったり、日々勉強になっています。

ADDressをきっかけに翻訳業のお手伝いをしてくれるパートナーも見つけました。。出会ったときに当社の商品を身に着けてくださっていて。自分が選んだ商品を良いと思ってくださっている方なので、すぐに打ち解けられましたね。面接や履歴書によって短時間で人を判断するのは難しいですが、その方とは部活動などで一緒に過ごす時間が多く、自然と信頼関係をつくることができたんです。

考えてみれば、これまでも自分の行動を変えるようなインパクトのあるターニングポイントでは、何かしら人からのアプローチがありました

1社目のときにこのまま会社と家の往復で終わってしまっていいのかと思い悩む時期があり、自己啓発本を熟読したのですが、それよりも尊敬する人の生き方や直接的な出会いが自分の行動を変える大きなモチベーションになっていましたね。

ADDressだからこそ得られるつながりも

長野県伊那邸では、金曜日になると家の前にフードトラックが来て、そこでカレーを購入された地元の方が共用部で召し上がっています。地元の方がADDressのことをご存知なので「ADDressの会員の方ですか?」と話しかけてくださって、ウェルカムな雰囲気に感動しました。

そこで出会った地元企業の社長さんに伊那名物のローメンをごちそういただいたこともありました。伊那市内では記念碑もあるくらいローメンが有名なんですよね。ローメン布教用のご名刺もお持ちで、月に1回ローメンをごちそうすることをライフワークにしているそうです。

信濃大町A邸では、山と〇〇部という部活のみなさんとロゲイニングイベント(地図とコンパスを活用し、山間に設置されたチェックポイントを時間内にできるだけ多くまわることで点数を競い合うスポーツ)に参加しました。参加者以外の方も応援に来てくださって、みんなでキャンプをして過ごしたのが印象的でした。

生き方の幅が広がるサービス

多拠点居住サービスはいくつかありますが、アドレスホッピングの目的が人との交流という方にぴったりなサービスだと思います。もちろん、1人でいたいときや疲れているときは、個室で過ごすなどプライベート空間も保てます。

様々なご年齢の異なる背景を持った方がいらっしゃるので、生き方の幅が広がり自分の世界観が広がりますよ!

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この記事を書いた人

旅するフリーランス女将|さくらい ちさと

旅をしながら、地域のヒトモノコトが「らしく」あるように、編集し、演出し、調整するお仕事しています。執筆する人や場所のシズル感が伝わり、個性があふれるような文章になるよう心がけています。