3人家族になるその前に。2人だけのとっておきの時間を【体験インタビュー】山本菜奈さん

2人の関係性が大きく変わる「妊娠・出産」。

赤ちゃんがやってくる幸せと同時に、どんどん変化する体型や、気持ちの波に押され、近い未来に変わっていくであろう2人の関係性に不安になることも。

そんな気持ちも体も著しく変化する時期に、いつもと違う場所で、改めてパートナーと2人の時間を持つことは、きっとポジティブな意味を持つ。

今回は、第一子出産前のタイミングで、パートナーと一緒にADDressの家に滞在した山本菜奈さんにお話を伺いました。

あえて観光地ど真中。普段とは真逆の滞在体験。

私は今、北海道と東京で2拠点生活をしており、今回は北海道で過ごす家を探しました。

行ったことのある街が多い北海道エリアですが、その中で小樽は「知ってはいるものの、あえて滞在したことがない街」。

私たちは普段、遠方の友人知人を訪問したり、自然の中でキャンプをしたりする旅が多いため、観光地ど真ん中での滞在は新鮮でした。

小樽B邸から小樽運河や小道が徒歩圏内だったので、夜景をみたり、食べ歩きをしたりと、夫と二人のゆったりとした時間を過ごせました。

小樽ビールの酒蔵で懐かしいドイツ生活に思いを馳せて。

食べ歩きとはいえ、特に行き先やお店は決めずにいたのですが、倉庫街で気になる酒蔵庫を見つけました。

ここにはビール作りの歴史を学べる施設や「小樽ビール・小樽倉庫No.1」というビール本場・ドイツの雰囲気を味わえるビアパブがあり、夫はドイツビールを堪能。

実は私は、中学生から高校生のころにかけて、約5年間ドイツのミュンヘンに住んでいました。

思春期を過ごしたドイツには思い入れも強く、8年ぶりくらいにドイツのお馴染みの食べ物を食べることができ、すごく懐かしい気持ちになりました。

出産の先に、自分達らしい3人家族のくらしを構想する

私も夫も海外生活の経験があり、社会人になってからもバックパッカーなど年1回は海外にいくような生活をしていましたが、ここしばらくはコロナでその機会がなくなっていました。

ですが、この異国感あふれる空間の中で、海外生活への気持ちが再び高まり、「やっぱりヨーロッパに行きたいよね」と将来の話や、学生時代の留学の話で盛り上がりました。

何度も話したような昔話もありましたが、それでも何度話しても楽しい時間でした。

とはいえ、次に海外に行けるのは子供が生まれた後。

2人とも学生時代から今の仕事に関わっていたこともあり、学びを深める時間よりも、働く時間が多かったこともあり、改めて学ぶ時間を作りたいなとお互いが考えています。

そのため子供を連れての留学など、3人家族になった後にやりたいことや、3人でのビジョンを改めて話す時間にもなりました。

同じ関係性でも、場所が変われば、それは何かのきっかけになる

「子供が産まれても、私たち家族にとって何がハッピーになるか、新しい選択肢を常に探し続けたい」という山本さんご夫婦。

今回の滞在で、普段とは違った街で対話を重ね、改めて家族という1つのチームの絆が深まったといいます。

ADDressは1人でも、パートナーや友人と一緒でも滞在可能。

いつも一緒にいる人とでも、いつもとは違う街、違う家で過ごすことは、何かの変化のきっかけにもなるのではないでしょうか。

気になる方は、是非メール登録でADDressの家の詳細情報を覗いてみてください。

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この記事を書いた人

三上ゆき

一般社団法人READYBOXで副代表をしながら、ライターやフリースクールの先生もしています。 「いいことを、淡々と」がモットー。