「いつか暮らしたい街」に少しだけ暮らしてみる【体験インタビュー】日置さん

いつか、どこか、こことは違った景色の街で暮らしてみたい、とぼんやり思う。

だけど、そういう暮らしはごく一部の人だけが叶えられるもの。

そうやって、自分の気持ちに小さな言い訳をして、変わり映えのしない家で、見慣れた街で、今日が過ぎていく。

だけど、その「ぼんやりとした憧れ」は、週末の「たった1日」を変えることで、ぐっと現実味が帯びてくるかもしれない。

ADDressは、そんな変化のきっかけをつくる、「多拠点生活」というライフスタイルを拡げ、移住でも、定住でも、所有でもない生活を提案しています。

今回お話を伺った日置ノリオさんは、昨年までは会社員をしていました。

昨年夏に、複業ラジオパーソナリティとして独立してからは、大好きなゲストハウスを巡りながら「多拠点生活」をしています。

そんな日置さんは今回ADDressのサービスを使って、広島に滞在しました。

本棚でつながる出会い

滞在した横川A邸のラウンジスペースにはたくさんの本がありました。

僕は日頃から本棚を眺めるのが好きで、たとえ読まなくても、そこに並ぶたくさんの本を見るだけでワクワクするタイプです。

普段は旅や食に関するエッセイを読むことが多いのですが、今回目に止まったのは心理学の本。

実は大学で心理学を専攻していて、今回の旅でも、広島で教鞭を取る大学時代の同期を訪ねるという目的がありました。

心理学の本を読み漁っていると、どんな本を読んでいるのかなど、家主さんがフランクに話かけてくれました。

すると、偶然同じ資格を勉強していたゲストさんがいるとのことで、さっそくその方と繋いでもらうことができました。

「まだ若いからなんでも出来る」出会った人にもらったエール

その方にお話を聞いてみると、40歳を越えて新しい資格にチャレンジし、最近その資格を活かした仕事への就職が決まったとのこと。

「まだ若いからなんでも出来る、あなたの良いところを活かして救える人がいるはず」と言われたのが心に残っています。

旅や多拠点生活をしていると、自由を満喫できる一方で、自分よりも年下の子に会うことも多く、僕が今33歳なので、「30オーバーだしな、、」と少し自分の気持ちにブレーキをかけそうになることもあります。

ですが、今回この方のお話をお聞きできたことで、縛られている常識や自分の中でかかっているブレーキを意識することができました。

「いつか暮らしたい街」を探す

「多分ぼくは、どこかに定住するんだろうなって思うんです」という日置さん。

憧れの多拠点生活を実現しながらも、定住を視野に入れる日置さんは、自分が好きだと思えた町や人がいる場所で、「その場所の風通しをよくすること」が自分の役割ではないかと考えているそうです。

数日間の滞在で、その街の空気や、人、食べ物、さまざまなものに触れ、そこでの生活をイメージする。

「多拠点生活」は日置さんのように、「いつか暮らしたい街」を探す人にとっても、ぴったりの暮らし方です。

まずはサイトから家を探してみることで、自分の「憧れの暮らし」を実現できる場所が見つかるかもしれません。

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この記事を書いた人

三上ゆき

一般社団法人READYBOXで副代表をしながら、ライターやフリースクールの先生もしています。 「いいことを、淡々と」がモットー。