旅をしながら同棲スタート【ADDress会員インタビュー】Vol.4 会員・大西さん

ADDressのパートナー登録制度を使い、日本全国「旅をしながら同棲」をしている会員の大西さんにお話を伺いました。
二人で利用するのはどんな感じ?不便はない?そんな疑問に答えてもらいました。
※パートナー登録制度についてはこちらから

ADDress会員インタビュー-大西さん

ーーーでは大西さん、まずは自己紹介をお願いします!

大西と申します!よろしくお願いします。
もともと声優の専門学校に通っていたこともあり、「ナレーション」や、子供の「読み聞かせ」「発表会」の司会のお仕事をしていました。そのあと、子供と関わる仕事がしたいと思い、現在は保育士試験勉強中です!
自分らしい生き方を考え始めたところでADDressに出会って、期間を決めてADDressを利用しているところです。

30歳という節目、何か変わりたい自分がいる

ーーーありがとうございます!では早速いろんなことを聞いてみたいと思います!まずは、利用したきっかけを教えていただけますか?

はい!考え始めると、たくさんのことが後付けで出てきてしまったんですが・・・(笑)
今回は2つに絞りました。

まず1つ目は、30歳という節目に「何か変わりたい!」という気持ちになったことです。
今までずっと実家にいたので、実家を出てみようと思ったのと、パートナーと結婚を視野に入れた同棲をしたいと思っていました。

ちょうどその時、二人とも仕事をやめている状態だったので、これを機に「場所に縛られない暮らしを試してみよう!」と思い、始めてみました。

ただ、同棲用の賃貸とADDressの2つを契約することは金銭的に難しいので、期間を決めてADDressを利用することにしています。今は、全国を転々とする同棲生活の2カ月目ですね!

そして2つ目の理由としては、全国の本屋さんやブックカフェに行ってみたいと思ったからです。

もともと本を読むのが好きで、自分でも本屋さんをやってみたいなと思っていました。
せっかくなら全国の魅力的な書店に実際に行って、将来自分がやりたいことの参考にしよう!と思って、今はその近くにある家に滞在をするようにしています。

ADDress会員大西さん-ブログの紹介

ーーーそうだったんですね〜ありがとうございます!そういえば、ADDress生活の様子をブログに書かれているんですよね?

そうですね!滞在する時はなるべく書くようにしていて、家計簿のようにいくらお金を使ったかとか、どんなことがあったか、あとは心境の変化も書くようにしています。

例えば、自炊を始めてみた!みたいなw

ーーーこれまでも、会員さんがADDressでの「多拠点生活の日常」をブログにまとめてくれていたことはあるのですが、食費や交通費など、ここまで細かく書かれていたのは初めてかもしれません!

嬉しい!

私がADDressを始める前、オンラインの説明会に参加させていただいたことがあって。
その時、会員さんの1カ月の食費平均は、大体2.5万円という風に伺っていて、
私たち二人だと絶対それは超えてしまうよね〜(笑)ってパートナーと話をしていました。

それもあり、実際にどの程度お金を使っていたのか確認するために書いています。

ーーーちなみに、お二人で一緒に移動されていると思うんですが、次に行く家をどうやって決めているんですか?

そうですね、私たちの場合は話し合って決めています。

例えば、私の場合は、好きな古書店や行ってみたいブックカフェがあって、そこからアクセスしやすい家を選んでいます!

パートナーは、もともと地方に「憧れ」があったので、自然へのアクセスがしやすい家を探しているようです。

ただ、二人の中でも行きたいところが違うので、「前回は私の行きたいところを優先してくれたから、次は譲るね!」みたいな感じで同じ分だけ行けるようにしています。

ただ、沖縄行ってその次は北海道・・・!みたいなことは難しいので、「移動」のことを考えつつ、交通費との兼ね合いで家を選んでいます。

ーーー二人で巡るのは楽しい分、行き先を決めるのはなかなか難しですよね。ただその分、お二人で話し合う機会が増えるのかなと思いました!

激安の野菜市場と農業体験

ADDress-激安の野菜市場と農業体験

ーーーこれまで滞在した中で印象的な家を教えてもらえますか?

鶴巻温泉の家はとってもいいところでした!

実は「鶴巻温泉」という駅名、全然知らなかったんですよね(笑)
神奈川に30年以上住んでいたはずなんですが・・・(笑)

そこの家守さんがとても面白い取り組みをしていました。「
コンポスト」と言って生ゴミと土を混ぜて肥料にする、環境に優しい暮らしを提唱していて。私も初めてそれを体験させていただいて、まるで田んぼを耕しているような感覚というか、とても面白かったです!

あとは、家から徒歩5分位のところに大きなスーパーマーケットがあるんですが、そこの物価が安くてとてもびっくりしました!オーガニック食品を扱っているお店で200円くらいで売っているような「無農薬」の野菜が、そこでは半額の100円とかで売っていて。

朝市も週に1回あるみたいで、野菜を見に行ったりしました。

鶴巻温泉の家は、「環境に優しい暮らし方」を体験するにはすごくピッタリの家だと思います!神奈川と一言で言っても一様ではなくて、自然豊かな環境もあれば、都会風な場所もありますよね。なので、いろんな人の考え方も変わってて、とっても面白い場所です。

ーーーありがとうございます!ちなみに、パートナーの方とお二人で生活されていると思うんですが、お金のやりくりで気をつけていることとかありますか?

そうですね、
基本的に、二人で使うお金は「割り勘」にするようにしています。(パートナーが多めに出してくれる時もありますが)

あと、飛行機や新幹線のチケット代など、どちらかのクレジットカードで支払う時はPayPayで送金しあっています。というのも、地方に行くと「小銭」や「お札」を使うことが多いので、なるべくそういった電子マネーでやりとりするようにしています。

ーーー確かに!お金をおろす場所は少ないけど、小銭しか使えない場面が多かったりしますからね。

困ったこと、その対処方法

ADDress-困ったこと、その対処方法

ーーーここまでの2カ月間、生活していて困ったこと、改善・予防策などあればぜひ教えてください。

家電の使い方がわからなくて困ったことがあります。

入会する前のイメージでは、ほとんどの家で同じ家電を使っているイメージだったんですが、実際のところ、場所によって最先端のハイテク家電を置いているところもあって、使い方が分からないことも多々ありました。

例えば、この前滞在した家では、洗濯機の蓋が二重になっていて、どの場所に、どのタイミングで洗剤を入れたらいいか不安でした。その時はパートナーも一緒になってパニックになっていました(笑)

あと、お風呂の入れ方でも困ったことも。
お風呂って、栓を閉じてからお湯を入れ始めますよね。先日滞在した家ではその「栓」の閉め方が分からなくて。一緒になった会員さんと、一生懸命探して、やっと見つけ「あ〜〜!よかった」って。

こういったものにも説明書があるといいなと思っていました。

ーーーおっしゃる通り・・・すみません!ADDressの家って、それぞれの家の個性が強いので、そろえている家具もまちまちなんです。なので、そういったユーザーのリアルな声を聞けてとても助かります!今後の改善策を社内で検討しますね。

ーーーあと、もう一つ聞きたかったことが。パートナーの方との利用ってどんな感じですか?何かエピソードがあればお聞きしたいです!

実は、共有スペースとかで二人で会話していると、話しかけてくれる方が多くて!(笑)

この前は、朝ごはん何にしようかって話してたら、「近くにあるハンバーガー屋さんが7時から空いているので行ってみてください〜」って声をかけてくれて!

やっぱり、二人で居るところに話しかけてもらえると、二人とも反応できるし、自分から話しかける勇気がない時でも話すことができるので、とても嬉しいです!!

ーーー確かに!どうやって交流し始めれば良いか不安になる時に、二人で居ると気が楽になるし、他の人も話しかけやすいですよね!

ーーーADDressって使い始めるまで、ハードルが高いサービスだと思います。そんな中「使い始めよう!」と決意できた理由を教えてください!

「周りの環境の自立」を意識したことがきっかけですかね。

ADDressを利用する前までは、自分がいないと「家族の生活」が回らない環境だったんですよね。その状況は仕事も同じで。自分がいないとみんな困っちゃうみたいな感じに思っていました。

ただ、いざ自分がいなくなってみると、実はなんとかなってしまうんですよね!
どこかの本にも書いてあったんですが、「自分たちで解決する力」が養われるというか。

先日、母がLINEで写真を送ることができるようになっていて。
昔なら、全部私に聞いて解決していたものが、自分でできたなんて!
やっぱり、自分が「写真を送りたい!」という気持ちがあれば自分で解決し始めるんですよね。

会社とか家族とか、自分がいなくなっても状況が好転することもあることがあるとわかって。

ーーー自分でなんとかしないと!と思うと、意外と出来てしまうものですよね。

今後の目標

ADDress-今後の目標

ーーー今後大西さんがやってみたいことがあれば、ぜひ教えてください!

そうですね〜。

昔から本を読むことが好きで、よく図書館とかブックカフェに行くんです。
ただ、机に向かって本を読んでいると、だんだん眠くなってしまって(笑)

なので、寝転べる図書館のような、銭湯のリラクゼーションルームのイメージが近いかな?そんな空間を作ってみたいと思いました!

ーーー面白そうですね!!今日は本当にたくさんのことが聞けました!ありがとうございます。