平日は仕事、休日は観光。
22都道府県を巡り、多拠点生活を満喫するADDress会員・大堀さんにインタビューをしました。
※本記事は2021年6月時点のインタビューです
目次
コロナを機に東京にいる意味って何だろう?と考えはじめました
ーーーーまずは自己紹介をお願いします!
大堀と申します。社会人3年目の24歳です。
都内のIT企業へ入社し、法人営業を経て今は企画職に従事しています。
2020年5月からADDressを契約し、
平日は仕事、土日は観光しつつ多拠点生活を楽しんでいます!
北は青森、南は沖縄まで移動していますよ笑
趣味はサウナでご当地サウナ巡りをしています!
ーーーADDressに入会したきっかけは何ですか?
私は秋田県横手市という人口が少なく、若者も就職や進学を機に県外へ出ることが多い土地で育ちました。
こういった地域では人口減少が原因で徐々に空き家が増えており、この流れは避けられないと思っています。
そこで「実家が近い将来空き家になってしまうかもしれない!」という危機感から、空き家活用やコリビング(Co-living)のサービスを探している中でADDressを見つけました。
鎌倉の家のクラウドファンディングをローンチされていた2019年辺りから知ってましたね!
当時は東京に住み毎日オフィスへ出勤していたため、ADDressを使うことがなかったのですが、2020年3月に緊急事態宣言が発令され、勤務体系がフルリモート体制へ変わったことをきっかけに「東京にいる意味、ないかも?」と考えはじめました。
空き家ビジネスが気になっていましたし、今後このようなサービスが増えてくるだろうと予想していたので、先行体験したいとも思っていました。
後は純粋に見知らぬ土地をフラフラするのが好きだったので面白そうと思い、ADDressを契約しました!
ADDressの家だけで生活。22県制覇!
ーーー利用方法を教えてください!
ADDressの家だけで1ヶ月間生活しています。
14日の予約チケットをうまく使って多拠点生活をするのですが、
自分の場合は1週間予約をまとめてとるようにしていますね!
Aの家を1週間滞在、Bの家を1週間滞在という形で移動しています!
※取材当時の予約制度です。
ーーー22県を巡られたんですよね?すごいです!
秋田出身だった事もあり、まずは縁もゆかりもない西日本を周りたいと考えてました!
安直ですが行ったことがないところに行きたいという好奇心が強くて笑
せっかく行くなら本州の最南端まで移動しよう思い
大阪→兵庫→岡山→広島→福岡→熊本→宮崎まで移動しました。
基本、公共交通機関のみで移動しています!
事前にNAVITIMEやYahoo!乗換案内で時刻表をしっかりと調べています。
時刻表さえ把握すれば、基本全国どこでも移動できますね!
▶︎ 京都九条には隣に温泉施設を回収したコワーキングスペースがあり、その中で撮影した写真
ーーー服や荷物はどのように選択していましたか?
リュック一1つだけです。キャリーバッグは持ってません。
多く荷物を持ってしまうと重すぎて移動に支障が出てしまうので、
ワンシーズンで捨てることを前提にユニクロなどで服を買っています。
例えば靴下、下着、Tシャツなどですね。
それ以外はサマリーポケットで服を預けてました!
夏には冬服を、冬には夏服を預け手荷物を最小限にしていました。
大体月400円~で衣服を預けるサービスがありますので、重宝していますね。
リモートワークやコミュニケーションを通じて変わる価値観
ーーーワーケーションとしての利用はどうでしたか?
契約初期は50件ほどしかADDressの家がなく、仕事がしにくい家もありました。
ただ最近は家も140件に増え、体感ですが2020年10月以降に掲載された家は仕事がしやすい印象です。
例えば個室に机や椅子、コンセントなどリモートーワーカー必須の設備が常備されているなど。ADDressさんには働きやすい環境を徐々に整えていただいているなと感じます。
またADDressの家での仕事が難しい場合は、外部のコワーキングスペースやネットカフェを使ってました。都度スケジュールに合わせ、工夫しながら仕事場所を選んでいますね。
ADDress会員はリモートワーカーが多く、
「この家は仕事がしやすいか?」「オンライン会議をしても支障がないか?」
などの情報交換を会員同士で盛んに行っていますね。会員さんに教えていただいた情報を元に次に滞在する家を決めています。
ちなみに宮崎日南の家は個室、リビング、コミュニティスペースと3つの業務場所があるため、複数人でのワーケーションにおすすめです!
ーーー会員さんや家守さんとの交流はどんな感じですか?
コロナで少なくなりましたが、会員同士で食事に行くことはありますね!
外食だけでなく、各家には自炊設備が用意されている事も多いので、一緒に自炊したり、時には作った料理や食べ物をシェアすることもあります。
また地方にある家に比べ関東近辺の家は滞在されている会員さんが多く、会員同士のコミュニケーションも活発だった印象です。
話してみるといろいろな方がいてびっくりします!
仕事や学生時代に築いたコミュニティとは別世界の方と会えるのは魅力的です。
例えば最近は登山家の方に出会ったのですが(本も出版されている方)
登山の魅力をたくさん聞いて、登山をやってみたいなと思いましたね!笑
普段ならば接することがないコミュニティの方が多いので、新しい世界が開きますね。
お会いする会員の方は30代の方が一番多い印象ですが、学生さんや仕事をリタイアし全国旅中の方に会ったりなど、さまざまな会員さんに出会えますよ!
ーーーADDressを利用して変わったことは?
まず物を所有しなくなりました!旅をしながら生活しているため、必然的にミニマリスト的な生活になったなと感じます。
代わりに所有では得られない「体験」や「アクティビティ」にお金を使うようになりましたね。
例えばフェリーに乗って諸島へ行き、シュノーケリングを体験してみたり、
炭や着火剤から準備しBBQや石焼き芋を0から作ってみるなど。
京都では寺や歴史的建築物を巡ってみたり、鎌倉では桜を観に行ってみたりですね。
ADDressを利用する前までは、正直この様な体験に積極的ではなかったのですが、
様々な地域に滞在することで、近しい体験でも環境や歴史の違いから体験に差異があるので、面白いなと思っています。
滞在地域で観光スポットやご当地グルメにお金を使う事は何事にも代え難い経験です!
▶︎ 沖縄でのシュノーケリング体験時に撮影
▶︎ 北鎌倉にて撮影した竹林
▶︎ 同じく北鎌倉で撮影した桜
47都道府県制覇を目指す!迷っている方は一度ADDressを体験してほしい!
ーーー改善してほしい部分は?
一部地域で会員数に対して、家の供給が追いつかず予約が取れない状態になっている点ですね。特に東京や関東近辺は予約が取りにくいように感じますね。
(2023年12月時点において300拠点以上の家ができており、予約は取りやすくなっています。
ただ、ADDressさんも関東近辺の家を増やすために頑張って下さっているのは知っているので、今後に期待ですね!
また個人的なお願いですが、地域のコワーキングスペースとの連携が強されると嬉しいですね。家の設計や間取りの都合で家内に仕事スペースが確保できなくとも、地域のコワーキングスペースが使えると、会員は家選びの幅が広がりますし、地域との接点も生まれるのでポジティブかなと思います。
実際に武蔵新城邸は地域のコワーキングスペースと連携し、アドレス会員に仕事スペースを提供されていました。
この様な連携が全国各地で実現すると嬉しいですね。笑
ーーーこれからの利用はどうしたいですか?
この1年間で22都道府県を回ったので、
残りの25都道府県を回り切ることが今年の目標ですね。
四国もまだ行けていないので、必ず行きたいなと思っています!笑
また西日本にはサウナシュランに選ばれる有名サウナ施設が複数あるため、
このサウナを踏破することも目標の一つです!
▶︎ 沖縄の北谷の家近場のサウナ施設
ーーーこれからADDressを使う人に一言
体験してみないとわからない!これにつきます!笑
私も最初は固定の住まいが無いことに違和感や困惑する気持ちがありました。
ですが、いざ始めてみると問題なく仕事も生活もできました。
また東京に住んでいた時に比べ、選択肢や自由度が圧倒的に広がりました。
日本内であれば、どこでも行き先になり得る。この「取れる選択肢の自由度」は非常に面白い体験だなと感じます。笑
気になる方や迷っている方は、ぜひ入会してみて下さい!
お会いできたら全国サウナ情報やADDressの家の感想など伺いたいですね!
大堀さんありがとうございました!
毎月家の数も増やしており47都道府県制覇しました!
皆さんの声をいただきながら、生活しやすい環境に成長していきますね。
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https://address.love/