日本中旅をしながら「いつも通り」仕事する暮らし【ADDress会員インタビュー】角野さん

リモートワークの普及により近年人気となっているワーケーション。「興味はあるけど、安心して仕事ができるのか心配……」という方もいるのではないでしょうか。

今回は、ADDressを利用して仕事をしながら全国を周られている角野さんに、ADDressの家の仕事環境やワーケーション中の過ごし方を伺いました。

角野さんプロフィール
多拠点生活をしながら、iPad1枚でイラストやアニメーション制作や動画制作を手がけるiPadクリエイター。自身の経験を活かし、スキルシェアサービスのストアカにてiPad講師としても活躍中。

Twitter:https://twitter.com/inazzo_ipadpro
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCXEaKbgFHBwOgd6Ew9bI7yA
ココナラ:https://coconala.com/users/505208
ストアカ:https://www.street-academy.com/steachers/235484

必要なのはiPadだけ。全国どこにいても働けるように

ーーー働きながらADDressで多拠点生活をしてみようと思ったきっかけを教えてください!

iPad講師やイラスト・動画制作の仕事が上手く行き始めた頃、メディアで「アドレスホッパー」という言葉が取り上げられるようになって興味を持ったんです。

それで、アドレスホッピングをしながら「iPadさえあればどこでも仕事ができる」ということを実証してみたくなって。利用できそうなサービスを探していたところADDressを見つけました。他のサービスと比較検討した結果、それまで住んでいた大阪や東京の家賃よりも安い価格で旅暮らしができる点がいいなと思い、ADDressを利用することにしました。

ーーーなるほど!家賃との比較で始めたんですね。実際にADDressの家で仕事をしてみていかがですか?

特に問題なく仕事できています。iPadの授業をする際にZOOMでビデオ通話をするので、インターネット環境が整っているかが唯一の懸念点だったのですが、今のところビデオ通話が上手くいかず困ったことはないですね。地方の家も含めて20ほどADDressの家を周っていますが、どの家でも特に問題なく仕事ができています。

また、当初は「ドミトリだと仕事に支障が出るかな?」と思っていたんですが、共有スペースでも仕事ができるので、ドミトリを予約した場合も仕事場所に困ることはないと気づき、最近は滞在する部屋の形態もあまりこだわらなくなりました。

日常を維持しながらリフレッシュ

ーーープライベートの時間はどんな風に過ごしているんですか?

散歩をしていることが多いです。あまり旅行に興味がなく、これまで住んでいるところの周辺以外はほとんど行ったことがなかったので、行く先々が初めての場所で、散歩しているだけで新鮮な感覚を味わえるんですよね。地域ごとに雰囲気が異なるので、都度気分転換できるなと感じています

有名な観光地などがあってもほとんど行かないので、「え、あそこに行ってないの!?」と驚かれることも多いです(笑)

ーーー暮らす場所が変わっても暮らしは変わらなかったんですね。一方で、ADDressでワーケーションを始めて変わったことはありますか?

田舎に対するイメージが変わりましたね。ずっと都市部に住んでいたので、多拠点生活を通して初めて田舎で過ごしたのですが、意外と不便なく生活できることに気づきました

離島などは特に「商業施設など少ないのかな?」と思っていたのですが、実際に行ってみると地元の人が利用する大きなスーパーやコンビニなどがあり、思っていたよりずっと生活しやすかったです。

ライフスタイルに関しては、むしろこれまでの生活をあまり変えずに旅暮らしができているなと感じています。さすがに移動する頻度はこれまでより増えましたが(笑)

新しいことをしながら仕事をするとなると、何かを削らないといけないと思っていたのですが、持ち物や仕事、生活習慣において大きく何かを削ることはせずに生活できています。

足りないものは補っていけばいい。興味があるならまず始めてみる

ーーーADDressでワーケーションをしてみようと思っている人にメッセージをお願いします!

ADDressだと「観光に行く」というより「行き先の街に滞在する」という過ごし方ができるので、「のんびりと普段の生活は維持しつつ、リフレッシュできる要素もほしい」という人におすすめだと思います。

あとは、僕自身、何か始めるために何か揃えなきゃというより、始めた時に足らないものを足していくという考えで行動しており、実際にそれでなんとかなっていて(笑)

「やってみてから考えよう」と思える方であれば、あまり心配せずにまず始めてみたらよいのではないかと思います。

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iPad講師として、「どこでも仕事ができることを証明したい!」という気持ちから多拠点生活を始められた角野さん。

自分なりの過ごし方を見つけ、仕事だけではなく「いつも通りの生活」も場所に関係なく送れるのだと教えてくれました。

ワーケーションに興味のある方はもちろん、「日常の中にも変化がほしい!」と感じている方も、ADDressでの新たな生活を始めてみてはいかがでしょうか。

(写真:角野さんご提供)

この記事を書いた人

三橋 七緒

ADDressでホッピング生活をしていたら、いつの間にかスタッフに。旅先で色んな景色や建築物を見たり、人と話したりするのが好き。その人らしさが伝わるインタビュー記事を届けたいと思っています。