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ADDressに登録したけれど、最初の予約ボタンが押せない!
本当に仕事はできる? 備品やアクセスは?
そんな疑問や不安を抱える「登録済み・未利用の会員さん」に向けて、トークイベント「初めてのADDress使ってみた」を開催しました。
インターンでありながら初滞在でいきなり玄関から締め出された私(もーりー)のドタバタ失敗談と、120カ所以上を渡り歩いてきたプロアドレスホッパー・西出裕貴(にっしー)の実践ノウハウ。笑いあり、リアルな知恵ありの1時間をコラムにまとめてみました。
登壇者プロフィール

もーりー(森 勇人)ADDress インターン
静岡生まれ静岡育ち。14年間の水泳漬け生活を経て、大学3年時に休学し国内36都府県を巡る。山形県西川町の地域おこし協力隊インターンを経て、現在は同町でコミュニティシェアハウス「間沢ハウス」を仲間と運営中。休学2年目、人生葛藤中!

にっしー(西出 裕貴)プロアドレスホッパー / ローカルプロデューサー
会社員でありながら家を手放し、ADDressで37都道府県・120カ所以上を多拠点生活。2021年度ADDressアワード個人賞受賞。現在はフリーランスとして活動しながら、ADDress Local Activity(ALA)事業責任者として、全国の会員と家守をつなぐ企画・運営を手掛ける。
説明書を読まない男、玄関で締め出される。
私の記念すべきADDress初滞在は、地元・静岡にある「用宗(もちむね)B邸」でした。
「万が一のトラブルや人見知りが発動しても、すぐ自宅に戻れるように」と近場を選んだのですが、その万が一は、チェックインの瞬間に訪れました。
玄関の電子ロックキーの前に立つ私。暗証番号が分からない。何を隠そう、私はプラモデルも説明書を読まずに感覚で組み立ててパーツをおジャンにするタイプの人間です。ADDressから届いていた事前案内メールを完全に全スルーして突撃した結果、玄関前で呆然と立ち尽くす羽目になりました。
焦ってインターホンを押すと、中にいた同泊の先輩会員さんが登場。 「鍵はこうやって開けるんですよ」 「ADDressはホテルと違うから、シーツや枕カバーは自分でセットするルールなんです」 と、優しくレスキューしていただきました!
ここでの教訓: 前日に届く入室方法や地域のおすすめ情報が書かれた事前メールは、絶対に読んでから行きましょう!(本当に大事です)
地域の玄関口「家守(やもり)さん」という心強さ
初日の夜、用宗の拠点を管理している「家守(やもり)さん」とご一緒する機会がありました。
予約の際、備考欄に「もし可能なら家守さんとお話ししてみたいです」と書いておいたところ、なんと夜ご飯を一緒に食べさせてもらえることに。美味しいローカル店のことや町の歴史、全国のおすすめ拠点の話など、食卓を囲みながらたくさんのことを教えていただきました。
ADDressの家守さんは、単なる物件管理人ではありません。地域の日常や面白いプレイヤーと滞在者を繋いでくれる「町の玄関口」です。
見知らぬ土地でも「まずこの人に会いに行けば大丈夫」という存在が一人いる。これは、普通の旅では得られない、ADDressならではの圧倒的な安心感だと実感しました。
プロホッパー直伝!初心者が知っておくべき活用術
イベントでは、120拠点以上を巡ってきたにっしーさんから、実践的な知恵もたくさん飛び出しました。
- 迷ったら「家守アワード受賞拠点」から選ぶ
全国約300拠点の中から選ぶなら、会員評価の高いアワード受賞拠点がおすすめ。私が泊まった用宗B邸も受賞拠点で、清潔感があり、近隣のコワーキングスペースが使えたりと作業環境も抜群でした。
- チケットを無駄にしない「持ち越し&プラン変更」
チケットは最長6ヶ月持ち越し可能。まとまった枚数を購入した後、月額980円の「コミュニティプラン」に切り替えて半年かけて消費し、使い切ったらプランを戻す。という柔軟な運用をすれば、自分のペースでお得に続けられます。
- 旅先でも「生活リズム」を守る自炊のススメ
「毎日外食ですか?」と聞かれますが、にっしーいわく「毎日は身体もお財布も持ちません(笑)」。拠点のキッチンで地元のローカルスーパーの食材を使って料理する。観光客ではなく「生活の延長」として過ごすことが、長く心地よく旅を続ける秘訣なんだとか。
「根を張る暮らし」と「移動する暮らし」、どっちもあっていい
参加者の方からいただいた「1つの場所に根を張る暮らしと、拠点を移動する暮らしの違いは?」という質問。
山形県西川町で「間沢ハウス」というシェアハウスを運営し、地域清掃や町民行事に関わっている私にとって、深く考えさせられる問いでした。根を張る暮らしには、よそ者から「町民の一人」へと関係が深まり、自分事としての責任と愛着が生まれる面白さがあります。
一方で、ADDressのように身軽に移動する暮らしは、固定費を抑えながら常に新しい風や価値観を取り入れられる自由さがあります。この問いに対するにっしーの答えは、とても明快でした。
「どっちか一つに決めなくていい。両方やればいい。」
にっしー自身、長年家を持たずに移動し続けた後、現在は長野県塩尻市に拠点を構えつつ、ADDressで旅を続けています。根を張る場所があるからこそ全国の仲間が訪ねてきてくれる「受け皿」になり、刺激が欲しくなったらADDressでふらっと出かける。
普段マーケティングの現場で数字や合理性と向き合っている私が、山形で土に触れてバランスを取り戻せるように、逃げ込める居場所が複数あり、「ただいま」と言える場所が各地に
あることは、暮らしをとても豊かにしてくれます。
まずは近場から、小さな一歩を

多拠点生活は、フルリモートで飛び回る上級者だけのものではありません。週末だけ近場でリフレッシュする人、金曜の夜にお子さんと少し離れた拠点へプチ旅行するご家族など、使い方は自由です。
最初の一歩は、私のように「自宅からすぐ近くの拠点」で全然大丈夫。(事前メールのチェックだけはお忘れなく!)
効率重視の観光旅行から、地域に溶け込むような「余白」のある滞在へ。いつもと違う町で迎える朝を、ぜひ一度体験してみてください!
当日のトークの様子は、YouTubeアーカイブ動画でも全編ご覧いただけます。