「人との出会い」と「伊賀牛すき焼き」|オンライン拠点ツアー「伊賀A邸」

毎月一つの家や家守、地域を取り上げてご紹介する「オンライン拠点ツアー」。今回ご紹介したのは「三重県・伊賀A邸」です。ふるさと伊賀の地で家守になられた百中(ももなか)さんは「65歳で天職に転職した」とADDressを通じたご縁に今まで出会えなかった楽しさを感じているという。

今回の記事では、そんな百中さんが家守になった経緯から家守として大切にしていること、またリアルな家の様子まで、イベントの内容をたっぷりまとめてご紹介します。

伊賀ってどんなところ?

三重県の西部に位置する伊賀。忍者発祥の地と言われ、神社仏閣を多く構えています。自然豊かな土地で育った名産の伊賀牛は、松阪牛や神戸牛、米沢牛と並ぶ高級肉ですが、ほとんどが地元で消費されているため幻の牛肉と呼ばれています。

高石垣が有名な別名白鳳城

登壇者・ゲスト紹介

登壇者:三重県伊賀A邸 家守・百中さん

ニックネームのカーネルは「カーで寝る」からきているそう。それぐらい車が好きなんだとか。


ゲスト一人目:香川県小豆島B邸 家守・大西さん

ゲスト二人目:ADDress会員2年目・アソビクリエイター小林昂平さん

家守インタビュー|伊賀A邸・百中さん

家守になる!——夢を叶える色紙で実現した未来

ADDressスタッフ

それではさっそく百中さん、よろしくお願いします!
ではまず、ADDressに出会ったきっかけと家守になったきっかけを教えてください。

伊賀A邸 家守・百中さん

はい。まず、家守になったきっかけでいうと、ズバリ「静岡用宗A邸の八木さんと出会ったこと」なんですね。
同年代で理想としているセカンドキャリアを送っている八木さんに惚れたんです。男が男に惚れるっていうのもなんだかと思うのですが(笑)

会員時代に静岡用宗A邸へ伺ったとき、家に飾ってあった「夢を叶える色紙」を見て、自分も「家守になる」と色紙を書いたんです。それが3月でしたが、なんとその年の9月に本当に家守になっていました。

ADDressとの出会いになった「63歳からの学び直し」

伊賀A邸 家守・百中さん

65歳からは会社に属さず、役割のない仕事——個人事業主で生きていきたいと思っていて63歳から学び直しをし始めたんです。いわゆる「リスキング」ですね。

いろいろな場所に顔を出していくうちに、個人事業の第一歩として「同世代向けのマインドセットのセミナー」をしようと思ったんです。
そこでADDressに出会ったんですね。これなら、全国で暮らしながら、今の会社でテレワークしながら、さまざまな場所でセミナーができるじゃん!と。

ただ、会社のテレワークは「住所固定」の縛りがあったんです。そのため、まずは週末や休みを使ってホッピングをして全国を回りながら、オンラインでセミナーをするという日々を過ごしていました。八木さんと出会ったのもそのときです。

家守冥利に尽きる「人との出会い」と「伊賀牛のすき焼き」

ADDressスタッフ

会員のときにも八木さんとの出会いや、さまざまな出会いがあったんですね。では、家守になってからは出会についてどのように感じていらっしゃいますか?

伊賀A邸 家守・百中さん

まさに「出会い」こそ家守冥利に尽きると感じています。「こんな生き方をしていらっしゃる方がいるんだ」といろいろな方と出会える。これがやっぱり楽しいし、うれしいですよね。

ADDress会員・小林さん

普段、会員さんとよく行く場所はありますか?

伊賀A邸 家守・百中さん

柿食べ放題には10名以上お連れしましたね。3名揃ったら伊賀牛のすき焼きを一緒に食べたり、5分で行ける日帰り温泉をご案内したり。
温泉のあと、その流れで家の裏にあるお好み焼きに行く「温泉・お好み焼きツアー」なんていうのもやっています。

ADDressスタッフ

伊賀牛!美味しそうですね〜

伊賀A邸 家守・百中さん

いやぁ、伊賀牛の話は話しだしたら止まらないですよ(笑)
多分ですよ、松坂牛より安くて美味い!でも地元で8割消費されちゃっているから出回らない。だから知らない方も多いのではないですか?隠れた名品なのでぜひ食べに来てください!

花粉が終わる頃には「伊賀牛すき焼き」が「庭での炭火焼き」に変わりますから。これはもうほんと絶品です。

いよいよ内見へ!こだわりDIYの家をご紹介

ここからは実際のオンライン拠点ツアーで紹介された家の様子をご紹介します。キャプションの家守・百中さんのコメントとともに実際の家の様子を感じてみてください。

玄関〜リビング

入口

「友達に書いてもらったウェルカムボードです。出していたらスナックですか?なんて聞かれたこともあります(笑)」(家守・百中さん)

玄関

「鍵を置いています。内鍵もしっかりあって安心です」(家守・百中さん)

リビング

「ここで食事をしています。3人集まったら伊賀牛です!」(家守・百中さん)

プロジェクター

「会員さんから聞いて導入しました。ちょうど昨日もWBSを会員さんと一緒に見ていたんですよ」(家守・百中さん)

本棚

「厳選した本を並べています」(家守・百中さん)

本棚横のお酒エリア

「飲まれたい方で一緒にお酒を交わしています」(家守・百中さん)

キッチンボード

「棚にシールを貼り、カトラリーをわかるようにしています」(家守・百中さん)

キッチン

キッチン

「生活感満載ですね(笑)ガスコンロです」(家守・百中さん)

冷蔵庫中

「他の家を参考に部屋ごとに棚を分けています。わかりやすくて安心です」(家守・百中さん)

トイレ〜お風呂・洗面所

トイレ

「DIYしたトイレです。クッションフロアと壁を自分で行いました」(家守・百中さん)

洗面所の扉

「ポップがあると可愛くてわかりやすいですね〜」(小豆島B邸 家守・大西さん)

お風呂

「昔ながらですが、シャワーヘッドはミストが出るものに替えています」(家守・百中さん)

洗濯機

洗面台

個室

洋室

「一番広い個室です。シングルベットを2つ置きました」(家守・百中さん)

デスク周り

「椅子もテーブルも仕事のしやすいものを選びました。ライトもLEDです」(家守・百中さん)

和室のライト

「和室には行燈を置いています」(家守・百中さん)
「お部屋ごとに特徴があって選ぶのが楽しいですね」(小豆島B邸 家守・大西さん)


質問コーナー

Q:1泊の滞在でも交流はありますか?

小豆島B邸 家守・大西さん

事前の予約の際に、コメント欄に「タイミングが合えば一緒に夕飯を食べたいです」等の記載をしてくださると嬉しいです。

実際の会員さんで「日本一周をしていて小豆島の魅力を聞きたいです」とコメントをくださった方には、地元の方を紹介して一緒に居酒屋でご飯を食べるという日をつくらせていただきました!

もちろん家守さんそれぞれのタイミングがあると思いますので、「タイミングが合えば」とコメントをつけるのは一つポイントかなと思います。できれば3泊4日以上してもらえると、予定も合わせやすいのかな?と感じています。

伊賀A邸 家守・百中さん

幸いにも私は住み込みの家守なので、例えば以前、1泊の方が家にいらして出会って3分で一緒に温泉に行ったことがあります(笑)

そしてそのまま先ほど紹介したお好み焼き屋さんにも行きました。もちろん強制ではなく、いかがですかとお声かけした上でお誘いしていますのでご安心くださいね。

———-———-———-———-———-———-———-———-—————-

ふるさと伊賀への愛あふれる伊賀A邸 家守・百中さん。暮らしやすいようにという心遣いが細部に感じられるDIYのあたたかな家、ご紹介させていただきました。

住み込み家守の百中さんだからこそ、旅行では味わえない地元の魅力を満喫できる伊賀A邸。ぜひ一度、足を運んでみてくださいね。

伊賀A邸についてもっと詳しく見る

———-———-———-———-———-———-———-———-—————-