ADDress創業当初からのスタッフであり、株式会社アドレスの拠点開発事業本部長・後藤伸啓さんは、7歳の娘と1歳の息子と妻と4人でADDressを利用する家族ユーザーです。
ADDressは会社員やフリーランスのソロ利用会員が大半ですが、休日を利用して子連れで利用する家族会員もいます。
5名までなら同伴登録は無料なので、入会時に子ども・配偶者・パートナー・友人などを登録しておけば、いざ滞在したいときにスムーズに予約ができます(利用時は家によって、オプション料金が発生します)。
家族がいても普段の多拠点生活ではソロ滞在している人、家族と利用したいけれど共同生活に不安を感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。
家族以外の人との交流が子どもの成長に
ADDressは家族利用ができないと思っている人もいるかもしれませんが、僕は家族で利用しています。同じような会員さんと各地で会うことも多々あります。
子どものいる家守さんもいるので、滞在先で子ども同士が仲良くなり、一緒に遊ぶということも自然発生的に起こります。
たとえば茂原A邸(千葉県茂原市)、京都西大路A邸(京都府京都市)、静岡蒲原A邸(静岡県静岡市)、八女B邸(福岡県八女市)、美馬A邸(徳島県美馬市)などは、小さなお子さんのいる家守さんたちに会える家です。

また、「ADDressこそだて部」という部活動があるので、このコミュニティを活用するのも手です。家族会員同士がSNS上で子ども向けの地域イベントの紹介、子連れで滞在しやすいADDressの家リストの企画など、さまざまな情報交換ができます。
どこに行くか迷ったら、まずはこそだて部に入って「子どもウェルカム」な家を部員(会員)に聞いてみるといいですね。
子どもウェルカムのADDressの家だと、会員さんや家守さんなど遊んでくれる大人もいます。人見知りする子でも、ADDressを続けるうちに次第に慣れてくるものです。僕の娘もそうでした。
自宅以外での暮らしに慣れて、他者と打ち解けていく子どもの成長を見るのも嬉しいものです。子どもにとっても貴重な体験になっていると思います。

秋田県で数日間の「小学校留学」を体験
公立の小中学校が、通学先以外の地方の小中学校に通学できる制度があるのをご存知ですか。
「教育留学(デュアルスクール)」と言われる制度で、送り出す側と受け入れる側の学校間で合意が得られれば、地方の学校の通学も「出席」扱いになります。
ただ、全国すべての小中学校が教育留学を実施しているわけではないので、自治体(教育委員会)への確認が必要です。
教育留学制度は各自治体によって条件が異なります。数日単位から1ヶ月単位まで、地域によってさまざまです。僕の娘は2023年1月に、秋田県五城目町の教育留学制度を利用して当地の小学校に数日間通いました。

娘と共に家族皆で五城目町へ行き、ADDress五城目B邸に滞在しながら雪国の生活を体験しました。
滞在時はマイナス10度の大寒波の時期でしたが、東京では滅多に体験できない雪国の暮らしは楽しかったです。娘もとても気に入っていました。

ちなみに、五城目B邸は旅館「湯の越温泉」と提携した施設なので、温泉に入り放題だったのも良かったですね。

ADDressであれば月額4,800円(税込)(※2ヶ月目〜 9,800円)から全国どこへでも滞在可能です。子どもにとっては、全国に新しい友だちができる機会にもなる、ホテル滞在とは違った体験ができます。
ADDressを利用する中で、気に入ったエリアや家ができたら「帰省しに行く」という感覚で使ってみるのもいいですね。
今後は家族利用の会員同士で日程を合わせて地方の家で合流し、親同士子ども同士の交流を楽しんでみたいと思っています。
記事に出てきた家:子どもと雪国の生活を体験できる五城目B邸

300年の歴史を持つ、秋田県五城目町の山間にある乳白色の硫黄泉「湯の越温泉」と提携した五城目B邸。
数十年前までは小学校の敷地内にある温泉として、子どもたちが放課後に浸かって帰ったという思い出話も。
地域の皆で自治する温泉として、地元や近隣に住む方々が日常的に利用する、源泉かけ流しの温泉です。
ネイティブ秋田弁が飛び交うローカルな雰囲気と、裏山の木材をふんだんに使って建築された空間で、ゆっくり過ごせますよ。
五城目B邸についてもっと知りたい方はこちら:
https://address.love/homes/378